ステップ2。Snowflakeオブジェクトを作成する

このステップでは、次のSnowflakeオブジェクトを作成します。

  • データベース(sf_tuts)とテーブル(emp_basic)。サンプルデータをこのテーブルにロードします。

  • 仮想ウェアハウスsf_tuts_wh)。このウェアハウスは、データをテーブルにロードし、テーブルに対してクエリを実行するために必要なコンピューティングリソースを提供します。このチュートリアルでは、XSサイズのウェアハウスを作成します。

このチュートリアルの最後に、これらのオブジェクトを削除します。

このトピックの内容:

データベースの作成

CREATE DATABASE コマンドを使用して sf_tuts データベースを作成します。

CREATE OR REPLACE DATABASE sf_tuts;
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このチュートリアルでは、新しいスキーマを作成するのではなく、各データベースで使用可能なデフォルトのスキーマ(public)を使用します。

SnowSQL コマンドプロンプトで反映されているように、作成したデータベースとスキーマは、現在のセッションで使用されていることに注意してください。コンテキスト関数を使用してこの情報を取得することもできます。

SELECT CURRENT_DATABASE(), CURRENT_SCHEMA();
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以下は結果の例です。

+--------------------+------------------+
| CURRENT_DATABASE() | CURRENT_SCHEMA() |
|--------------------+------------------|
| SF_TUTS            | PUBLIC           |
+--------------------+------------------+
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テーブルの作成

CREATE TABLE コマンドを使用して sf_tuts.publicemp_basic という名前のテーブルを作成します。

CREATE OR REPLACE TABLE emp_basic (
  first_name STRING ,
  last_name STRING ,
  email STRING ,
  streetaddress STRING ,
  city STRING ,
  start_date DATE
  );
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テーブルの列数、位置、およびデータ型は、このチュートリアルの次のステップでステージングするサンプル CSV データファイルのフィールドに対応しています。

仮想ウェアハウスの作成

CREATE WAREHOUSE コマンドを使用して、 sf_tuts_wh という名前のX-Smallウェアハウスを作成します。

CREATE OR REPLACE WAREHOUSE sf_tuts_wh WITH
  WAREHOUSE_SIZE='X-SMALL'
  AUTO_SUSPEND = 180
  AUTO_RESUME = TRUE
  INITIALLY_SUSPENDED=TRUE;
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sf_tuts ウェアハウスは最初は中断されていますが、 DML ステートメントも AUTO_RESUME = true を設定しています。AUTO_RESUME の設定により、コンピューティングリソースを必要とする SQL ステートメントが実行されると、ウェアハウスが自動的に開始されます。

また、ウェアハウスは現在のセッションで使用されています。この情報は SnowSQL コマンドプロンプトに表示されます。次のコンテキスト関数を使用して、ウェアハウスの名前を表示することもできます。

SELECT CURRENT_WAREHOUSE();
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以下は結果の例です。

+---------------------+
| CURRENT_WAREHOUSE() |
|---------------------|
| SF_TUTS_WH          |
+---------------------+
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次: ステップ3。データファイルをステージングする