ALTER DATASET ... ADD VERSION

データセットにバージョンを追加します。バージョンを追加する際、パーティショニング、コメント、カスタムメタデータなどのプロパティを指定できます。

こちらもご参照ください。

ALTER DATASETALTER DATASET ... DROP VERSION

構文

ALTER DATASET <name> ADD VERSION <version_name>
  FROM <select_statement>
  [ PARTITION BY <string_expr> ]
  [ COMMENT = <string_literal> ]
  [ METADATA = <json_string_literal> ]
Copy

パラメーター

name

変更しているデータセット名。

ADD VERSION version_name

作成している新しいデータセットのバージョン名。

FROM select_statement

新しいデータセットバージョンのデータを定義する SQL ステートメント。

PARTITION BY string_expr

新しいデータセットバージョンのパーティショニング式。

COMMENT = string_literal

新しいデータセットバージョンに対するコメント。

METADATA = json_string_literal

新しいデータセットバージョンのメタデータを含む JSON 文字列。以下は、 JSON 文字列の例です。

{"source": "my_table", "job_id": "123"}
Copy

アクセス制御の要件

この操作の実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。

権限

オブジェクト

注意

OWNERSHIP

データセット

データセットの読み取りと変更の両方の権限を提供します。

スキーマ内のオブジェクトに対して操作を実行するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限が必要です。スキーマに対する 任意の権限を付与されたロールは、そのロールがスキーマを解決できることに注意してください。たとえば、スキーマに対するCREATE権限を付与されたロールは、そのスキーマにオブジェクトを作成できますが、そのスキーマに対するUSAGE*も*付与されている必要はありません。

指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。

セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

次の例では、 abc データセットにパーティショニングを行い、バージョン v1 を追加しています。

ALTER DATASET abc
ADD VERSION 'v1' FROM (
    SELECT seq4() as ID, uniform(1, 10, random(721)) as PART
    FROM TABLE(GENERATOR(ROWCOUNT => 100000)) v)
PARTITION BY PART
COMMENT = 'Initial version'
METADATA = '{"source":"some_table","created_by":"analyst1"}';
Copy