2026年2月18日:パイプラインのレイテンシとイベント追跡用の行タイムスタンプ(一般提供)¶
行タイムスタンプは、テーブル内の各行が最後にいつ更新されたかについて正確な時系列の記録を提供します。同一のトランザクションで変更された行はまったく同じタイムスタンプを共有し、異なるトランザクションで変更された行はコミットされた時間の順に並べられます。
この機能により、予測不可能なクライアント側のタイムスタンプに頼る必要がなくなります。データチームは、データのレイテンシを正確に測定し、順序が前後したイベントを見逃すことなく増分処理を管理して、変更の監査履歴を確立できるようになります。
主なユースケースには、次が含まれます。
**パイプラインの観測可能性:**ストリーミングインジェスト、CDC、およびETLのワークロードにおいて、エンドツーエンドのレイテンシやデータの鮮度をクライアント側のタイムスタンプよりも高い精度で測定します。
**信頼性の高い増分処理:**確定的なコミット時間を使用することで、イベントタイムスタンプでは見落とされてしまう可能性のある遅延レコードやバックフィルされた記録をキャプチャします。
**確定的な監査証跡:**規制コンプライアンスやSCD2スタイルのマイルストーンのために、イベントの時系列順序を確立します。
行タイムスタンプは、個別のテーブルに対して有効にすることも、アカウント/データベース/スキーマレベルでデフォルトとして設定することも、システム関数を使用して既存のテーブルに対して一括で有効にすることもできます。
詳細については、 行タイムスタンプを使用してパイプラインのレイテンシを測定する をご参照ください。