2025年の .NET Driver リリースノート

この記事には、 .NET Driver のリリースノートが含まれています。また、該当する場合は以下が含まれます。

  • 動作の変更

  • 新機能

  • 顧客向けバグ修正

Snowflake は、 .NET Driver の更新にセマンティックバージョニングを使用します。

ドキュメントについては、 NET ドライバー をご参照ください。

バージョン4.3.0(2025年1月29日)

新機能および改善

  • TOML ファイルでの接続パラメーター構成のサポートを追加しました。

  • MFA トークンキャッシュを追加しました。

  • GCP リージョン固有エンドポイントのサポートを追加しました。

  • GET でダウンロードされるファイルの暗号化ヘッダーの大文字と小文字を区別しないようにしました。

  • ドライバーは.net9フレームワークでテストされました。

  • Windowsユーザー向けに CRL のエンドポイントをチェックするためのドキュメントを拡張しました。

バグ修正

  • OS の仮ディレクトリに置かれた中間ファイルのセキュリティが改善され、ファイルが誰でも読める状態ではなくなりました。詳細については、 CVE-2025-24788 をご参照ください。

  • 失敗した応答におけるNULLデータの処理に関する問題を修正しました。

  • 診断情報のログの問題を修正しました。

  • GCS (Google Cloud Storage)を使用した PUT コマンドのファイルパスにおけるスペースの処理問題を修正しました。

  • https:// のプレフィックスがない GCS エンドポイントの処理の問題を修正しました。

  • メタデータに:codenowrap:SFC_DIGEST プロパティがないファイルを GET 操作でダウンロードする際の問題を修正しました。

  • 簡単なログ機能のログパスとして:codenowrap:STDOUT を使用できるように修正しました。