DESCRIBE PRIVACY POLICY¶
プライバシーポリシー のプロパティを説明します。
DESCRIBE は DESC に短縮できます。
構文¶
{ DESC | DESCRIBE } PRIVACY POLICY <name>
パラメーター¶
name
説明する集計ポリシーの識別子を指定します。
識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。
詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。
出力¶
コマンド出力では、次の列にポリシープロパティとメタデータが提供されます。
列
説明
name
プライバシーポリシーの名前。
signature
プライバシーポリシーの署名。すべてのプライバシー・ポリシーは同じ署名を持ち、引数を受け付けません。
return_type
プライバシーポリシーの返品タイプ。すべてのプライバシー・ポリシーは、内部データ型である PRIVACY_BUDGET を返します。
body
SQL の式は、プライバシーポリシーがプライバシーバジェットを返すかどうか、返すとしたらどのバジェットを返すかを決定します。
アクセス制御の要件¶
この SQL コマンドの実行に使用される ロール には、 最低 1 つ の次の 権限 が必要です。
権限 |
オブジェクト |
メモ |
---|---|---|
APPLY PRIVACY POLICY |
アカウント |
|
APPLY |
プライバシーポリシー |
|
OWNERSHIP |
プライバシーポリシー |
OWNERSHIP is a special privilege on an object that is automatically granted to the role that created the object, but can also be transferred using the GRANT OWNERSHIP command to a different role by the owning role (or any role with the MANAGE GRANTS privilege). |
スキーマ内の任意のオブジェクトを操作するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限も必要であることに注意してください。
指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。
セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。
使用上の注意¶
このコマンドの出力を後処理するには、 RESULT_SCAN 関数を使用できます。この関数は、出力をクエリ可能なテーブルとして扱います。
例¶
次の例では、 myprivpolicy
という名前のプライバシーポリシーについて説明します:
DESCRIBE PRIVACY POLICY myprivpolicy;
+--------------------+---------------+--------------------+-----------------------------------------------+
| name | signature | return_type | body |
+--------------------+---------------+--------------------+-----------------------------------------------+
| MYPRIVPOLICY | () | PRIVACY_BUDGET | PRIVACY_BUDGET(BUDGET_NAME=>'new_budget') |
+--------------------+---------------+--------------------+-----------------------------------------------+