DROP TASK¶
現在の/指定されたスキーマからタスクを削除します。
- こちらもご参照ください。
構文¶
DROP TASK [ IF EXISTS ] <name>
パラメーター¶
name
ドロップするタスクの識別子を指定します。識別子にスペース、特殊文字、または大文字と小文字が混在する場合、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます(例:
"My Object"
)。タスク識別子が完全修飾されていない場合(
db_name.schema_name.task_name
またはschema_name.task_name
の形式)、コマンドは、セッションの現在のスキーマにあるタスクを探します。
使用上の注意¶
タスクが削除されると、タスクの現在の実行(つまり、 TASK_HISTORY 出力での EXECUTING 状態の実行)が完了します。指定されたタスクの実行を中止するには、 SYSTEM$USER_TASK_CANCEL_ONGOING_EXECUTIONS 関数を実行します。
タスクグラフ のルートタスクは、タスクグラフ内の 任意の タスクがドロップされる前に中断する必要があります。
スタンドアロンタスクは、最初にタスクを中断することなく、タスク所有者(つまり、タスクに対する OWNERSHIP 権限を持つロール)またはそれ以上のロールによってドロップできます。
タスクグラフ内の先行タスクがドロップされると、このタスクを先行タスクとして識別した元の子タスクすべては、他のタスクが元の子タスクを先行タスクとして識別するかどうかに応じて、スタンドアロンタスクまたはルートタスクになります。これらの元の子タスクはデフォルトで中断されており、手動で再開する必要があります。
例¶
タスクをドロップします。
SHOW TASKS LIKE 't2%'; DROP TASK t2; SHOW TASKS LIKE 't2%';
タスクを再度ドロップしますが、タスクが存在しない場合はエラーを発生させません。
DROP TASK IF EXISTS t2;