- カテゴリ:
DATA_METRIC_SCHEDULED_TIME (システムデータメトリック関数)¶
DMF が実行される予定のタイムスタンプ、またはこの関数が手動で呼ばれた場合は現在のタイムスタンプを返します。
この DMF を使用して、データの鮮度を測定するカスタムメトリクスを定義したり、すでに存在する DMFs と連携して増分メトリクスを定義したりできます。
構文¶
SNOWFLAKE.CORE.DATA_METRIC_SCHEDULED_TIME()
引数¶
なし。
戻り値¶
この関数は、 TIMESTAMP_LTZ データ型のスカラー値を返します。
使用上の注意¶
SELECT クエリでこの関数を手動で呼び出すと、 CURRENT_TIMESTAMP 関数と同じ値が返されます。
例¶
過去1時間におけるテーブルのデータ鮮度を判断するカスタムデータメトリック関数を作成します。
CREATE OR REPLACE DATA METRIC FUNCTION data_freshness_hour( ARG_T TABLE (ARG_C TIMESTAMP_LTZ)) RETURNS NUMBER AS 'SELECT TIMEDIFF( minute, MAX(ARG_C), SNOWFLAKE.CORE.DATA_METRIC_SCHEDULED_TIME()) FROM ARG_T';
データメトリック関数を手動で呼び出します。
SELECT data_freshness_hour(SELECT last_updated FROM hr.tables.empl_info) < 60;このステートメントは、過去1時間(60分)にテーブルの更新がなかった場合に
Trueを返します。このステートメントは、1時間よりも前にテーブルの更新があった場合に
Falseを返します。