SHOW DATASETS

アカウント内のデータセットに関する情報を表示します。すべてのデータセットを表示することも、 IN サブコマンドを使用してスキーマまたはデータベースレベルの結果のみを表示することもできます。

こちらもご参照ください。

CREATE DATASETALTER DATASET

構文

SHOW DATASETS
  [ LIKE '<pattern>' ]
  [ IN { SCHEMA <schema_name> | DATABASE <db_name> | ACCOUNT } ]
  [ STARTS WITH '<name_string>' ]
  [ LIMIT <rows> [ FROM '<name_string>' ] ]
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オプションのパラメーター

LIKE pattern

返されるデータセットのリストを指定したパターンに一致するものに限定します。

IN SCHEMA <schema_name> | DATABASE <db_name> | ACCOUNT

返されるデータセットのリストを、アカウント内の指定したスキーマまたはデータベース内のものに制限します。

DATABASE db_name

返されるデータセットのリストを、指定したデータベース内のものに制限します。db_name なしでデータベースを指定し、データベースが使用されていない場合、これらのキーワードは出力に影響しません。

SCHEMA schema_name

デフォルトでは、使用中のスキーマの記録を返します。schema_name を指定することもできます。

STARTS WITH name_string

指定した文字列を使用して、返されるデータセットを制限します。返されるデータセットの名前は、指定された文字列と同じ文字で始まります。

LIMIT rows [ FROM name_string ]

返されるデータセットの行数を指定した行数に制限します。オプションの FROM 句は返されるデータセットの開始点を指定します。

アクセス制御の要件

この操作の実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。

権限

オブジェクト

注意

OWNERSHIP または USAGE

データセット

アカウント内のデータセットを表示する権限を提供します。

スキーマ内のオブジェクトに対して操作を実行するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限が必要です。スキーマに対する 任意の権限を付与されたロールは、そのロールがスキーマを解決できることに注意してください。たとえば、スキーマに対するCREATE権限を付与されたロールは、そのスキーマにオブジェクトを作成できますが、そのスキーマに対するUSAGE*も*付与されている必要はありません。

指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。

セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

次の例では、 PUBLIC スキーマの2つのデータセットを示しています。

SHOW DATASETS IN SCHEMA PUBLIC LIMIT 2;
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