SHOW MFA METHODS

多要素認証に登録されたユーザーがSnowflakeにサインインする際に使用する 第2認証要素 をリストします。

構文

SHOW MFA METHODS [ FOR USER <user> ]
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パラメーター

[ FOR USER user ]

第2認証要素をリストするユーザーを指定します。この句を省略すると、現在のユーザーの認証方法が返されます。

この句を使用できるのは、 ACCOUNTADMIN ロールを持つユーザーのみです。

使用上の注意

このコマンドを FOR USER 句なしで実行すると、現在のユーザーの認証方法が返されます。

出力

コマンド出力には、以下の列で認証方法に関する情報が表示されます。

説明

name

認証方法のシステム生成名。

type

第2認証要素のタイプ。可能な値は次のとおりです。

  • PASSKEY - ユーザーはパスキーを第2認証要素として使用することができます。

  • TOTP - ユーザーは認証コードアプリからの時間ベースのワンタイムパスコードを第2認証要素として使用することができます。

  • DUO - ユーザーは第2認証要素としてDuoを使用できます。

comment

認証方法のユーザー指定名。この名前は認証の際に Snowsight に表示されます。

Duoが第2認証要素である場合は空です。

last_used

ユーザーが最後に認証方法を使用した日時。

Duoが第2認証要素である場合は空です。

created_on

ユーザー自身が認証方法を構成した日時。

Duoが第2認証要素である場合は空です。

管理者として、ユーザー joe が自分用に構成した第2認証要素を見つけます。

USE ROLE ACCOUNTADMIN;

SHOW MFA METHODS FOR USER joe;
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現在のユーザーの第2認証要素をリストします。

SHOW MFA METHODS;
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