UNDROP TAG

タグの最新バージョンをシステムに復元します。

このコマンドとタグの参照の詳細については、 オブジェクトのタグクォータ をご参照ください。

こちらもご参照ください。

CREATE TAGALTER TAGDROP TAGSHOW TAGS

構文

UNDROP TAG <name>
Copy

パラメーター

name

タグの識別子。

識別子の値はアルファベットで始まる必要があり、識別子文字列全体が二重引用符で囲まれていない限り、スペースや特殊文字を含めることはできません(例: "My object")。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。

詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。

アクセス制御の要件

この操作の実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。

権限

オブジェクト

注意

OWNERSHIP

タグ

OWNERSHIP is a special privilege on an object that is automatically granted to the role that created the object, but can also be transferred using the GRANT OWNERSHIP command to a different role by the owning role (or any role with the MANAGE GRANTS privilege).

スキーマ内のオブジェクトに対して操作を実行するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限が必要です。スキーマに対する 任意の権限を付与されたロールは、そのロールがスキーマを解決できることに注意してください。たとえば、スキーマに対するCREATE権限を付与されたロールは、そのスキーマにオブジェクトを作成できますが、そのスキーマに対するUSAGE*も*付与されている必要はありません。

指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。

セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

タグ DDL と権限の詳細については、 アクセス制御権限 をご参照ください。

使用上の注意

  • タグの復元は、テーブル名が完全修飾されている場合でも、現在のスキーマまたは現在のデータベースでのみサポートされます。

  • DROP TAG コマンドの実行時にタグが1つ以上のオブジェクトに割り当てられていた場合、 UNDROP コマンドはタグの割り当てをオブジェクトに復元します。詳細については、 オブジェクトのタグクォータ をご参照ください。

  • 同じ名前のタグが既に存在する場合は、エラーが返されます。

  • UNDROP は、Snowflake Time Travel の機能に依存しています。オブジェクトが データ保持期間 内で削除された場合にのみ、オブジェクトを復元できます。デフォルト値は24時間です。

次の例では、 cost_center という名前のタグの最新バージョンを復元します。

UNDROP TAG cost_center;
Copy