ExecuteProcess 2025.5.31.15¶
バンドル¶
org.apache.nifi | nifi-standard-nar
説明¶
ユーザーによって指定されたオペレーティング・システム・コマンドを実行し、そのコマンドの出力を FlowFile に書き込みます。コマンドが長時間実行されることが予想される場合、プロセッサーは、指定された間隔で部分データを出力することができます。このオプションを使用すると、出力はテキスト形式になることが期待されます。一般的に、バイナリデータを任意の時間間隔で分割することは意味をなさないからです。
入力要件¶
FORBIDDEN
機密動的プロパティをサポート¶
false
プロパティ¶
プロパティ |
説明 |
---|---|
引数の区切り文字 |
コマンドの引数を区切るために使用するデリミタ [デフォルト:スペース]。単一の文字でなければなりません。 |
バッチ期間 |
プロセスが長時間実行され、テキスト出力を生成することが予想される場合、バッチ期間を指定することができます。 FlowFile はこの期間、出力がキャプチャされ、結果が FlowFile に送信されます。プロセスが終了するのを待つのではなく、結果が送られる前に FlowFile が送信され、新しい FlowFile が開始されます。 |
コマンド |
実行するコマンドを指定します。実行ファイル名だけをプロバイダーとして指定する場合は、ユーザーの環境 PATH でなければなりません。 |
コマンド引数 |
空白で区切られた実行ファイルに与える引数。空白文字はダブルクォートで囲むことでエスケープできます。 |
出力 MIME タイプ |
"mime.type "属性にセットする値を指定します。「バッチ期間」がセットされている場合、このプロパティは無視されます。 |
エラーストリームにリダイレクトする |
trueを指定すると、プロセスのエラーストリーム出力を出力ストリームにリダイレクトします。これは、エラーストリームに大量の書き込みを行うプロセスや、トラブルシューティングに特に役立ちます。 |
作業ディレクトリ |
コマンド実行時に現在の作業ディレクトリとして使用するディレクトリ。 |
制限事項¶
必要な許可 |
説明 |
---|---|
実行コード |
演算子に、 NiFi が持つすべてのパーミッションを想定して任意のコードを実行する能力を提供します。 |
リレーションシップ¶
名前 |
説明 |
---|---|
success |
作成されたすべての FlowFiles は、このリレーションシップにルーティングされます。 |
属性の書き込み¶
名前 |
説明 |
---|---|
command |
実行コマンド |
command.arguments |
コマンドの引数 |
mime.type |
'Output MIME Type' プロパティがセットされ、 'Batch Duration' がセットされていない場合に、出力の MIME タイプを設定します。 |