ForkRecord 2025.5.31.15¶
バンドル¶
org.apache.nifi | nifi-standard-nar
説明¶
このプロセッサーでは、ユーザーが記録を複数の記録に分割することができます。ユーザーは、 RECORD オブジェクトを含む ARRAY タイプのフィールドを指す記録パスを、動的プロパティとして少なくとも 1 つ指定する必要があります。プロセッサーは「分割」と「抽出」の2つのモードを使用できます。どちらのモードでも、指定された配列に含まれる要素ごとに1つの記録が生成されます。「分割」モードでは、生成される各記録は入力で与えられたものと同じスキーマを保持しますが、配列には 1 つの要素しか含まれません。「抽出」モードでは、配列の要素は記録タイプでなければならず、生成された記録になります。さらに、「抽出」モードでは、生成される各記録に、ルートレベルから抽出記録までの親記録のすべてのフィールドを含めるかどうかを指定できます。これは、記録に追加するフィールドがRecord Writer Controller Serviceのスキーマに定義されていることを前提としています。このプロセッサーの追加詳細ドキュメントの例を参照してください。
入力要件¶
REQUIRED
機密動的プロパティをサポート¶
false
プロパティ¶
プロパティ |
説明 |
---|---|
fork-mode |
プロセッサーのフォークモードを指定します。 |
include-parent-fields |
このパラメーターは「抽出」モードでのみ有効です。true をセットすると、ルートレベルから与えられた配列までのすべてのフィールドが、フォークする配列の各要素のフィールドとして追加されます。 |
record-reader |
受信データの読み取りに使用するController Serviceを指定します。 |
record-writer |
記録の書き出しに使用するController Serviceを指定します。 |
リレーションシップ¶
名前 |
説明 |
---|---|
failure |
FlowFile がフォーク操作中にエラーを発生させた場合、この関係にルーティングされます。 |
fork |
フォークされた記録を含む FlowFiles は、このリレーションシップにルーティングされます。 |
original |
元の FlowFiles はこのリレーションシップにルーティングされます。 |
属性の書き込み¶
名前 |
説明 |
---|---|
record.count |
生成された FlowFile は、 FlowFile に書き込まれた記録数を示す「record.count」属性を持ちます。 |
mime.type |
Record Writerが示す MIME タイプ |
<Record Writerからの属性> |
構成されたRecord Writerが返す属性はすべて、 FlowFile に追加されます。 |