ListDropbox 2025.10.2.19

バンドル

org.apache.nifi | nifi-dropbox-processors-nar

説明

Dropboxからファイルのリストを取得します(ショートカットは無視されます)。リストされた各ファイルは、1つの FlowFile になり、メタデータは FlowFile 属性として書き込まれます。「Record Writer」プロパティがセットされると、結果全体が一つの FlowFile に記録として書き込まれます。このプロセッサーは、クラスタ内のプライマリノードのみで動作するように設計されています。プライマリ・ノードが変更された場合、新しいプライマリ・ノードは、すべてのデータを複製することなく、前のノードが去った場所を引き継ぎます。

タグ

ドロップボックス, ストレージ

入力要件

FORBIDDEN

機密動的プロパティをサポート

false

プロパティ

プロパティ

説明

Dropbox認証情報サービス

Dropbox の認証情報(アプリ キー、アプリ シークレット、アクセス トークン、リフレッシュ トークン)を取得するために使用するコントローラー サービスです。詳細情報については、Controller Serviceの追加詳細をご参照ください。

フォルダー

Dropboxの識別子、またはファイルのリストを取得するフォルダーのパス。「フォルダー」は以下の正規表現パターンに一致する必要があります: /*|id:.*フォルダー識別子の例: id:odTlUvbpIEAAAAAAAAAGGQフォルダーパスの例: /Team1/Task1

最低ファイル年齢

ファイルが引き出さえっるために必要な最低年齢。これより新しいファイルは無視されます。

再帰検索

Dropbox フォルダのサブフォルダのファイルをリストするかどうかを指定します。

et-initial-listing-target

初期リストの処理方法を指定します。「エンティティの追跡」戦略で使用されます。

et-state-cache

リストされたエンティティは指定されたキャッシュストレージに保存されるため、このプロセッサーは、NiFi 再起動時またはプライマリノードが変更された場合に、リストを再開できます。「エンティティの追跡」戦略では、直近の「追跡時間ウィンドウ」内にリストされているすべてのエンティティの追跡情報が必要です。多数のエンティティをサポートするために、この戦略では管理状態の代わりに DistributedMapCache を使用します。キャッシュキーの形式は「ListedEntities::{processorId}(::{nodeId})」です。ノードごとに列挙されたエンティティを追跡する場合は、状態を個別に管理するためにオプションの「::{nodeId}」部分が追加されます。例:クラスター全体のキャッシュキー =「ListedEntities::8dda2321-0164-1000-50fa-3042fe7d6a7b」、ノードごとのキャッシュキー =「ListedEntities::8dda2321-0164-1000-50fa-3042fe7d6a7b::nifi-node3」保存されるキャッシュの内容はGzip圧縮された JSON 文字列です。キャッシュキーは、ターゲットリスティングの構成が変更されると削除されます。「エンティティの追跡」戦略で使用されます。

et-time-window

このプロセッサーが、すでにリストされているエンティティを追跡する期間を指定します。「エンティティの追跡」戦略は、タイムスタンプが指定された時間枠内にあるエンティティを選ぶことができます。例えば、「30 minutes」に設定すると、このプロセッサーが実行されたときに、最近30分のタイムスタンプを持つすべてのエンティティがリスティングの対象となります。リストされたエンティティは「新規/更新」とみなされ、以下の条件のいずれかが満たされた場合にFlowFile が発行されます。1. 既にリストされているエンティティに存在しない、2. キャッシュされたエンティティよりもタイムスタンプが新しい、3. キャッシュされたエンティティとはサイズが異なる。キャッシュされたエンティティのタイムスタンプが指定された時間枠より古くなった場合、そのエンティティはキャッシュされた既にリストされているエンティティから削除されます。「エンティティの追跡」戦略で使用されます。

listing-strategy

新規/更新エンティティの判定方法を指定します。詳しくは各戦略の説明をご覧ください。

proxy-configuration-service

ネットワークリクエストをプロキシするプロキシ構成Controller Serviceを指定します。

record-writer

リストの作成に使用するRecord Writerを指定します。指定しない場合は、リストされたエンティティごとに FlowFile が1つ作成されます。Record Writerを指定すると、個々の FlowFiles に属性を追加する代わりに、すべてのエンティティが単一の FlowFile に書き込まれます。

状態管理

スコープ

説明

CLUSTER

プロセッサーは、すでにリストアップされたファイルを追跡できるように、必要なデータを保存します。具体的に何を保存する必要があるかは、「リストストラテジー」によって異なります。

リレーションシップ

名前

説明

success

受信したすべての FlowFiles は成功にルーティングされます。

属性の書き込み

名前

説明

dropbox.id

ファイルのDropbox識別子

path

ファイルがある場所のフォルダパス

filename

ファイル名

dropbox.size

ファイルのサイズ

dropbox.timestamp

ファイルのサーバー更新時刻

dropbox.revision

ファイルの改訂

こちらもご覧ください