LOAD_HISTORY ビュー

このInformation Schemaビューにより、 COPY INTO <テーブル> コマンドを使用して、テーブルにロードされた過去14日間以内のデータの履歴を取得できるようになります。ビューには、ロードされたファイルごとに1行が表示されます。

注釈

このビューは、Snowpipeを使用してロードされたデータの履歴を返しません。この履歴情報については、代わりに COPY_HISTORY テーブル関数をクエリします。

列名

データ型

説明

SCHEMA_NAME

TEXT

ターゲットテーブルのスキーマ

FILE_NAME

TEXT

ソースファイルの名前

TABLE_NAME

TEXT

ターゲットテーブルの名前

LAST_LOAD_TIME

TIMESTAMP_LTZ

ロードレコードのタイムスタンプ

STATUS

TEXT

ステータス: LOADEDLOAD FAILED、または PARTIALLY LOADED

ROW_COUNT

NUMBER

ソースファイルからロードされた行数

ROW_PARSED

NUMBER

ソースファイルから解析された行数

FIRST_ERROR_MESSAGE

TEXT

ソースファイルの最初のエラー

FIRST_ERROR_LINE_NUMBER

NUMBER

最初のエラーの行番号

FIRST_ERROR_CHARACTER_POSITION

NUMBER

最初のエラー文字の位置

FIRST_ERROR_COL_NAME

TEXT

最初のエラーの列名

ERROR_COUNT

NUMBER

ソースファイル内のエラー行の数

ERROR_LIMIT

NUMBER

エラーの数がこの制限に達した場合、中止します

使用上の注意

  • COPY INTOコマンドの履歴データは、テーブルがドロップされるとビューから削除されます。

  • ビューには、エラーの有無にかかわらず完了するまで実行された COPY INTO コマンドのみが含まれます。たとえば、トランザクションがロールバックされた場合、または ON_ERROR = ABORT_STATEMENT コピーオプションが COPY INTO <テーブル> ステートメントに含まれていて、データファイルで検出されたエラーのためにロード操作を中止した場合、レコードは追加されません。

  • このビューは、10,000行の上限を返します。この制限を回避するには、 LOAD_HISTORY ビュー (Account Usage)、 COPY_HISTORY 関数 (Information Schema)、または COPY_HISTORY ビュー (Account Usage)を使用します。

  • LAST_LOAD_TIME 列を参照する WHERE 句を含める場合は、任意の曜日を指定できます。たとえば、2016年4月1日は金曜日でした。しかし、代わりに日曜日を指定しても、クエリ結果には影響しません。

    WHERE last_load_time > 'Sun, 01 Apr 2016 16:00:00 -0800'
    
    Copy

2016年4月1日以降に MYDB.PUBLIC.MYTABLE テーブルにロードされたデータの履歴を取得します。4月1日が過去14日以内に発生したと仮定します。

USE DATABASE mydb;

SELECT table_name, last_load_time
  FROM information_schema.load_history
  WHERE schema_name=current_schema() AND
  table_name='MYTABLE' AND
  last_load_time > 'Fri, 01 Apr 2016 16:00:00 -0800';
Copy

MYDB データベースに対して実行された10個の最新の COPY INTO コマンドのレコードを取得します。

USE DATABASE mydb;

SELECT table_name, last_load_time
  FROM information_schema.load_history
  ORDER BY last_load_time DESC
  LIMIT 10;
Copy