ALTER MODEL ... ADD VERSION¶
内部ステージから既存のモデルに新しいバージョンを追加します。バージョンは、推論やその他の関数を実行するために呼び出されるメソッドを含む、実際のモデルコードです。
注釈
Snowflakeモデルレジストリ Python API を使用して、モデルのバージョンをゼロから作成します。SQL では、既存のモデル・バージョンからモデル・バージョンを作成することしかできません。
バージョンプロパティの中には変更可能なものもあります(ALTER MODEL ... MODIFY VERSION を参照)が、バージョンに含まれる実際のモデル実装は不変です。
このコマンドは、次のバリアントもサポートしています。
ALTER MODEL..ADDVERSION... FROM internalStage (内部ステージからモデルバージョンを作成)
構文¶
ALTER MODEL [ IF EXISTS ] <name> ADD VERSION <version_name>
FROM MODEL <source_model_name> [ VERSION <source_version_name> ]
バリアント構文¶
このバリアントは Snowflake Model Registry Python API で使用されています。SQL では、モデルのバージョンをゼロから作成することはできません。
ALTER MODEL [ IF EXISTS ] <name> ADD VERSION <version_name> FROM internalStage
条件:
internalStage ::=
@[<namespace>.]<int_stage_name>[/<path>]
| @[<namespace>.]%<table_name>[/<path>]
| @~[/<path>]
その他の内部ステージの詳細については、 ローカルファイルに対する内部ステージの選択 をご参照ください。
パラメーター¶
name
モデルの識別子を指定します。識別子にスペース、特殊文字、または大文字と小文字が混在する場合は、識別子全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。識別子の構文については、 識別子の要件 をご参照ください。
ADD VERSION version_name
モデル内で一意にする必要のあるバージョンの識別子を指定します。識別子にスペース、特殊文字、または大文字と小文字が混在する場合は、識別子全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。識別子の構文については、 識別子の要件 をご参照ください。
FROM MODEL source_model_name [ VERSION source_version_or_alias_name ]
- FROM internalStage variant を使用しない場合は必須
バージョンの取得元となるモデル名を指定します。
そのモデルの特定のバージョンを取得するには、
VERSION source_version_or_alias_name
句を指定します。この句を省略すると、コマンドはソース・モデルのデフォルト・バージョンを取得します。
FROM internalStage
- FROM internalStage variant を使用する場合は必須
バージョンのファイルを含む内部ステージを指定します。