EXECUTE ALERT¶
アラートのスケジュールとは無関係に、 アラート を手動で実行します。
- こちらもご参照ください。
CREATE ALERT、 ALTER ALERT、 DROP ALERT、 SHOW ALERTS、 DESCRIBE ALERT
構文¶
EXECUTE ALERT <name>
パラメーター¶
name
実行するアラートの識別子。
識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。
詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。
アクセス制御の要件¶
この SQL コマンドの実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。
権限 |
オブジェクト |
メモ |
---|---|---|
EXECUTE ALERT |
アカウント |
|
OWNERSHIP または OPERATE |
アラート |
|
USAGE |
ウェアハウス |
アラートに使用されるウェアハウスで必要です。 |
スキーマ内の任意のオブジェクトを操作するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限も必要であることに注意してください。
指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。
セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。
使用上の注意¶
OPERATE 権限を持つ別のロールが EXECUTE ALERT を使用してアラートを実行する場合でも、アラートは常にアラートの所有者の権限で実行されます。
アラートが現在中断されている場合、 EXECUTE ALERT コマンドはアラートを実行しますが、アラートは再開されません。アラートは中断されたままになります。
アラートが現在実行中(つまり、 ALERT_HISTORY テーブル関数出力または ALERT_HISTORY ビュー のアラートの状態が
EXECUTING
)である場合、 EXECUTE ALERT コマンドは、現在の実行が完了した直後に開始するアラートの別の実行をスケジュールします。アラートが現在スケジュールされている(つまり、 ALERT_HISTORY テーブル関数出力または ALERT_HISTORY ビューのアラートの状態が
SCHEDULED
である)場合、スケジュールされた実行はリクエストされた実行に置き換えられ、現在のタイムスタンプはスケジュールされた時間に設定されます。ただし、スケジュールされた時間が経過した後もタスクがまだ
EXECUTING
状態に移行していない場合、スケジュールされた実行は通常どおりに実行されます。(スケジュールされた実行は、 EXECUTE ALERT コマンドでリクエストされた実行に置き換えられません。)
例¶
次のステートメントは、 myalert
という名前のアラートを手動でトリガーします。
EXECUTE ALERT myalert;