TELEMETRY スキーマ

SNOWFLAKE データベースでは、 TELEMETRY スキーマにテーブル、ビュー、ストアドプロシージャが含まれ、テレメトリーデータの収集をサポートします。

TELEMETRY テーブル

SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS テーブルは、テレメトリーデータ収集用の default event table です。 イベントテーブルを設定 していない場合、Snowflake はデフォルトで EVENTS テーブルを使用してテレメトリーデータを収集します。

SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS の列に関する参考情報については、 イベントテーブル列 をご参照ください。

Snowflake のテレメトリーについては、 ロギング、トレース、メトリクス をご参照ください。

ビュー

メモ

EVENTS

デフォルトのイベント・テーブルに収集されたログ・メッセージ、トレース・イベント、およびメトリクス測定の行を表示します。

TELEMETRY ビュー

TELEMETRY スキーマは、デフォルト・イベント・テーブル、SNOWFLAKE.TELEMETRY.EVENTS のビューを提供します。

ビュー

メモ

EVENTS_VIEW

デフォルトのイベント・テーブルに収集されたログ・メッセージ、トレース・イベント、およびメトリクス測定の行を表示します。

TELEMETRY スキーマ内のビューへのアクセス

EVENTS_VIEWER または EVENTS_ADMIN ロールは、 EVENTS_VIEW ビューに対して SELECT 操作を実行できます。詳細については、 デフォルトのイベント・テーブルと EVENTS_VIEW へのアクセスのロール をご参照ください。

一般的な使用上の注意

  • Snowflake固有のビューは変更される可能性があります。これらのビューからすべての列を選択することは避けてください。代わりに、必要な列を選択します。たとえば、 name 列が必要な場合は、 SELECT * ではなく SELECT name を使用します。

  • ビューのクエリで返される行は、ユーザーの現在のロールに付与された権限に依存します。EVENTS_VIEW ビュー内のビューをクエリすると、現在のロールにアクセス権限が付与されているオブジェクトのみが返されます。

TELEMETRY ストアドプロシージャ

TELEMETRY スキーマは、 EVENTS_VIEW ビューから選択された行へのアクセスを管理するために使用できる以下のストアドプロシージャを提供しています。

ビュー

メモ

ADD_ROW_ACCESS_POLICY_ON_EVENTS_VIEW(VARCHAR, ARRAY)

テーブルの列の配列を指定して、行アクセスポリシーを EVENTS_VIEW にバインドします。

DROP_ROW_ACCESS_POLICY_ON_EVENTS_VIEW(VARCHAR)

EVENTS_VIEW にバインドされている指定された行アクセスポリシーを削除します。