コストのモニター¶
予算を使用して、サーバーレス機能で発生するものを含む計算コストのクレジット使用状況を監視し、リソースモニターを使用してウェアハウスを監視および停止することができます。
予算を使用して、クレジット使用状況をモニターする¶
予算 では、毎月の支出制限をセットし、アカウント内のすべての サポート対象オブジェクト およびサーバーレス機能のクレジットの使用状況を監視できます。アカウント予算に加えて、カスタム予算を作成して、指定したオブジェクトのグループのクレジット使用状況およびそれらのオブジェクトによって使われるサーバーレス機能を監視できます。例えば、組織内の各部門ごとにカスタム予算を作成することができます。各予算では、クレジットの使用状況がその月の支出制限を超えると予想される場合に通知を送信します。この通知を電子メールアドレスのリスト、クラウドサービス(Amazon SNS、Azure Event Grid、またはGoogle Cloud PubSub)が提供するキュー、またはサードパーティシステム(例えば、Slack、Microsoft Teams、または PagerDuty)のWebhookに送信するように予算を構成することができます。
予算に関する情報は、 Budgetsを使用したクレジット使用状況のモニター をご覧ください。
リソースモニターを使用してクレジット使用状況を監視する¶
リソースモニター を使用すると、ユーザー管理の仮想ウェアハウスとSnowflakeアーキテクチャのクラウドサービスレイヤーによるクレジットの使用状況をモニターできます。月単位またはカスタムスケジュールでリセットされる支出制限を設定できます。リソースモニターは、クレジット使用状況が支出制限のパーセント(しきい値)に達すると、メールで通知を送信できます。最大5つの通知しきい値をカスタマイズできます。想定外のクレジット使用を避けるため、オプションで、クレジット使用状況がしきい値に達するとウェアハウスを中断することができます。
仮想ウェアハウスとクラウドサービスにかかるコストの背景情報については、 コンピューティングコストについて をご参照ください。
リソースモニターの情報については、 リソースモニターの操作 を参照してください。