ハイブリッドテーブルのトランザクションのモニター¶
ハイブリッドテーブルは、 SHOW TRANSACTIONS、 DESCRIBE TRANSACTION、 SHOW LOCKS、 LOCK WAIT HISTORY を含む、Snowflakeトランザクションモニター機能をサポートしています。
ハイブリッドテーブルに対するこれらのコマンドとビューの動作は、次の変更点を除いて、標準的なSnowflakeテーブルの動作と一致しています。
新しい
ROW
ロックタイプが SHOW LOCKS コマンドに導入され、ハイブリッドテーブルに対する行ロックを表すことができるようになりました。ロックは要約され、1つのトランザクションが(1つまたは複数の)行ロックを保持し、別のトランザクションがこれらのロックを待機していることが表示されます。LOCK_WAIT_HISTORY は SCHEMA 関連の情報を表示しません。
LOCK_WAIT_HISTORY は BLOCKER_QUERIES を要約しません。クエリが複数のブロッカーによってブロックされた場合、それらは単一の待機記録に対する BLOCKER_QUERIES JSON 配列内の複数のエントリとしてではなく、ビュー内の複数の記録として表示されます。
SHOW LOCKS の結果と LOCK_WAIT_HISTORY ビュー:
行ロックは要約されるため、ロックを保持するトランザクションは開始時にロックを取得するものと想定されます。
Unistoreのトランザクションは大量に発生する可能性があるため、長時間(約5秒)他のトランザクションをブロックしたロックのみが表示されます。
ロック待ちのトランザクションは、ロックを取得した場合でもまだロックを待機しているように見える場合があります(取得から1分以内)。ロックレポートの精度は、今後のリリースで改善される予定です。
待機中のクエリをブロックしたステートメントが完了し、ハイブリッドテーブルに対する実行時間が短いクエリだった場合、ブロッカークエリに関する次の情報は、待機中のクエリ記録の BLOCKER_QUERY フィールドには表示されません。
ブロッカークエリのクエリ UUID
ブロッカークエリのセッション ID
ブロッカークエリのユーザー名
ブロッカークエリのデータベース ID
ブロッカークエリのデータベース名