ノートブックへのAnacondaパッケージの追加¶
ノートブック環境には、PythonやStreamlitなどのAnacondaパッケージがプリインストールされています。ノートブックが追加のAnacondaパッケージを使用する場合、それらのパッケージをアプリケーションパッケージに追加してノートブックが使用できるようにする必要があります。パッケージは、environment.yml ファイルを指定して追加することや、開発モードでノートブックを編集中に追加することもできます。
注釈
environment.yml ファイルがノートブックと同じディレクトリにある場合、依存パッケージのリストは上書きされ、Snowsight UI を介して追加されたパッケージは無視されます。
ソース管理で依存関係を管理できるため、実稼働アプリケーションには environment.yml ファイルを使用することが推奨されます。UI の使用は、インタラクティブな開発とテストに便利です。
environment.yml ファイルへのAnacondaパッケージの追加¶
標準の environment.yml ファイルを作成し、ノートブック(.ipynb)ファイルと同じステージディレクトリにアップロードすることで、Python依存関係を定義できます。
新しいパッケージを含む environment.yml ファイルの作成については、environment.yml ファイルを使用したパッケージの管理 をご参照ください。
注釈
Snowflake Anacondaチャネル に記載されているパッケージのみをインストールできます。SnowflakeのStreamlitは外部Anacondaチャネルをサポートしていません。
PUT コマンドを使用して、ローカルマシンの environment.yml ファイルをアプリケーションパッケージステージにアップロードします。environment.yml ファイルは、そのステージの、構成するノートブックファイルと同じディレクトリにある必要があります。
次のコマンドのプレースホルダーは、実際の値に置き換えます。ノートブックがライブバージョンのルートにある場合は、live/ の後にディレクトリパスを含めないでください。
PUT <file:///path/to/your/environment.yml> snow://package/<PACKAGE_NAME>/versions/live/<path/to/your/notebook> OVERWRITE=TRUE AUTO_COMPRESS=FALSE;
開発モードでのノートブック編集中のAnacondaパッケージの追加¶
開発モードで編集中にAnacondaパッケージをノートブックに追加できます。これを行うには、ノートブックエディターの パッケージ ボタンを使用します。
ライブバージョンからアプリケーションをローカルにインストールした後、Snowsight内のノートブックファイルに移動して、これを開きます。
ノートブックが開発モードであることを確認してください。開発モードの詳細については、宣言型共有ネイティブアプリケーションでのノートブックの編集 をご参照ください。
ノートブックエディターの上部中央にある パッケージ ボタンをクリックします。
追加するパッケージを検索して選択します。
ノートブック環境は、ノートブックの実行時に、選択された依存関係を自動的にロードするようになりました。