メトリクス・データの収集¶
Snowflakeが生成する CPU とメモリメトリクスを使用することで、ストアドプロシージャと UDF のリソース消費をよりよく理解することができます。この情報があれば、エラーやパフォーマンスの問題を解決できます。メトリクスのデータは、アカウント・イベント・テーブルに保存されます。
イベント・テーブルでデータを収集した後、 SQL または Snowsight で分析用のデータにアクセスできます。詳細については、 メトリックス・データの表示 をご参照ください。
注釈
メトリクス・データを収集する前に、 テレメトリ・データ収集 を有効にする必要があります。メトリクス・データを出力するためにコードを追加する必要はありません。Snowflakeはデータを生成し、イベントテーブルに収集します。
メトリクス・データのレベル¶
イベント・テーブルでメトリクス・データを収集するかどうかは、メトリクス・レベルを設定することで指定できます。データが収集されるように、必ずレベルを設定してください。
詳細については、 ロギング、メトリクス、トレースのレベル設定 をご参照ください。
データを収集すると、 SQL でイベントテーブルをクエリするか、またはグラフィカルツールを使用することで、 メトリックデータを表示する ことができます。
サポートされている言語¶
次の言語で記述されたコードからのメッセージをログできます。これには、ハンドラーコードを Snowpark APIs で記述する場合も含みます。
言語/型 |
Java |
Python |
JavaScript |
Scala |
Snowflakeスクリプト |
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ストアドプロシージャハンドラー |
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Streamlitアプリ |
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UDF ハンドラー(スカラー関数) |
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UDTF ハンドラー(テーブル関数) |
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ハンドラーコードからのメトリクスデータ¶
Snowflakeは、コードが実行されると自動的にメトリクスデータを取得します。ハンドラーのコードを変更する必要はありません。
詳細については、 ハンドラー・コードからメトリクス・データを出力する をご参照ください
メトリックス・データの表示¶
収集されたメトリクス・データは、 Snowsight 、またはデータが格納されているイベント・テーブルをクエリすることで表示できます。詳細については、 メトリックス・データの表示 をご参照ください。