テレメトリーデータ収集の費用

関数またはプロシージャからのメッセージをログすると、Snowflakeはメッセージをバッチで収集し、そのバッチをイベントテーブルにインジェストします。

この作業を実行するために、Snowflakeは、サーバーレスコンピューティングモデルとも呼ばれる、Snowflake管理のリソースを使用します。 他のサーバーレス機能 の場合と同様に、Snowflakeは、ログされたメッセージのインジェストに必要なコンピューティングリソースとクラウドサービスの使用量をアカウントに請求します。これらの費用は請求書に個別の明細として表示されます。

一定期間のログのクレジット使用状況を確認するには、 EVENT_USAGE_HISTORY ビュー を使用します。

ログのコストを削減するには、

  • 長期間にわたって頻繁にログすることを避けます。

  • 特定のオブジェクトで インジェストされるメッセージのレベルを設定します。たとえば、すべての関数またはプロシージャのログレベルを設定するのではなく、セッション内の特定の関数またはプロシージャのログレベルを設定します。

テレメトリーデータを 収集したくない 場合は、以下のいずれかを実行します。

  • テレメトリーレベルを適切に無効化または変更する。詳細については、 テレメトリーレベルの設定 をご参照ください。

    このオプションは、 Native Apps には適用 されません

  • テレメトリーデータを発信しているアプリケーションやコネクタをアンインストールするか、不要なオブジェクトを削除する。

  • アカウントでログおよびトレースイベントを一切収集したくない場合は、以下のコマンドを実行してイベントテーブルを無効化します。

    ALTER ACCOUNT SET EVENT_TABLE = NONE
    
    Copy