2024年の Snowflake Connector for Python リリースノート

この記事には、 Snowflake Connector for Python のリリースノートが含まれています。また、該当する場合は以下が含まれます。

  • 動作の変更

  • 新機能

  • 顧客向けバグ修正

Snowflake は、 Snowflake Connector for Python の更新にセマンティックバージョニングを使用します。

バージョン3.7.1(2024年2月22日)

新機能および更新

  • 以下の依存関係を変更しました。

    • pandasのバージョンを>=1.0.0,<2.2.0から>=1.0.0,<3.0.0に

    • 暗号化のバージョンを<42.0.0,>=3.1.0から>=3.1.0,<43.0.0に

    • pyOpenSSL バージョンを>=16.2.0,<24.0.0から>=16.2.0,<25.0.0に

  • セキュリティの脆弱性に対処するため、キーリングの依存関係の下限をバージョン23.1.0に変更しました。

バグ修正

  • 10進数データ変換時のメモリリークを修正しました。

  • write_pandas ターゲットテーブルを切り捨てていなかったバグを修正しました。

バージョン3.7.0(2024年1月26日)

新機能および更新

  • Python 3.12のサポートを追加しました。

  • 0行の場合は強制的に pyarrow.Table を返すように、 SnowflakeCursor.fetch_arrow_all に新しいブール値 force_return_table パラメーターを追加しました。

  • いくつかのC++コードの警告とパフォーマンスの問題をクリーンアップしました。

  • 暗黙の仮定に対してより強固なローカルテストを実施しました。

  • セッションとマスタートークンを介した既存の接続を使用した接続のサポートを追加しました。

  • 外部ブラウザーを使用して複数の SAML IDP で認証してSnowflakeに接続するためのサポートを追加しました。

  • 構成権限の警告メッセージを改善しました。

バグ修正

  • PyArrow テーブル型のヒントの問題を修正しました。

  • gcc13で cstdint ヘッダーが欠落していたことによるコンパイルの問題を修正しました。