データ測定関数の結果表示

次の方法で、スケジュールされたデータメトリック関数(DMF)の結果にアクセスできます。

結果を表示する各メソッドには、独自のアクセス制御要件があります。たとえば、テーブル関数へのアクセスを許可するアプリケーションロールは、イベントテーブルにクエリできない可能性があります。これらのアクセス制御要件の説明については、データ品質の結果の表示 をご参照ください。

専用イベントテーブルをクエリする

このオプションを使用すると、生データにアクセスできるようになり、結果の分析方法に応じて表示、テーブル関数、ストアドプロシージャを作成するなど、派生オブジェクトを使用してデータを後処理する自由度が増します。さらに、このような派生オブジェクトを作成した場合、これらのオブジェクトへのアクセスをさまざまなロールに選択的に付与することができます。例えば、データエンジニアはストアドプロシージャにアクセスして結果を得るためのアプローチを維持し、データアナリストはビューにアクセスして結果を分析することができます。

イベントテーブルの名前は SNOWFLAKE.LOCAL.DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS_RAW です。

イベントテーブル列については、 イベントテーブル列 をご参照ください。

イベントテーブルをクエリする代表的な例については、 ログおよびトレースに関するチュートリアル をご参照ください。

DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS ビューをクエリする

このオプションを使用すると、 DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS ビューをクエリでき、イベントテーブルの生データをフラット化して、 DMF の結果に簡単にアクセスできるようにします。また、このオプションは、データの後処理が不要な場合や、生データへのアクセスを許可したくない場合に最適です。

共有 SNOWFLAKE データベースにある LOCAL スキーマのビューが存在します: SNOWFLAKE.LOCAL.DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS

詳細については、 DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS ビューをご参照ください。

注釈

SNOWFLAKE.GOVERNANCE_VIEWERデータベースロールには、DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTSビューをクエリするアクセス権がありません。

DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS テーブル関数を呼び出します

このオプションにより、 DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS テーブル関数を呼び出して、 DMF の結果を表示することができます。この関数は、 DATA_QUALITY_MONITORING_RESULTS ビューと同じ列を返します。ただし、関数を呼び出す際に指定できるテーブルは1つだけです。このオプションは、データメトリック関数の結果を1つのテーブルに限定し、他のテーブルやイベントテーブルの測定値へのアクセスを提供しない場合に最適です。