動的テーブルのコストについて

動的テーブルでは3つの方法でコストが発生します。

  • ストレージ: 動的テーブルには、他のテーブルと同様にストレージが必要です。ストレージコストは、1テラバイトあたりの定額料金(TB)に基づいています。

  • クラウドサービスコンピューティング: 動的テーブルは、基になるベースオブジェクトが変更されたときにリフレッシュをトリガーするために、クラウドサービスコンピューティングを使用します。クラウドサービスのコンピューティングコストには、日次クラウドサービスコストがアカウントの日次ウェアハウスコストの10%より大きい場合にのみ、Snowflakeによって請求されるという制約が適用されます。

  • 仮想ウェアハウスのコンピューティング: 動的テーブルには、ベースオブジェクトが最初に事前設定されるときや、後ほど継続的にリフレッシュされるときに、ベースオブジェクトに対してクエリを実行するための仮想ウェアハウスが必要です。基になるベースオブジェクトのデータが変更されると、関連する動的テーブルに変更が適用されます。Snowflakeは、これらの操作の結果、仮想ウェアハウスの使用状況に基づいて、ご使用のアカウントに クレジット を請求します。

重要

プレビュー中、動的テーブルは Standard Edition の一部であり、追加料金(ストレージとコンピュート以外)は発生しません。

ちなみに

動的テーブルは、更新を実行するために仮想ウェアハウスを必要とします。Snowflakeでは、関連コストを把握するために、専用のウェアハウスを使用して動的テーブルをテストすることをお勧めします。

動的テーブルは、クラウドサービスコンピューティングを使用して、前回のリフレッシュ以降にベースオブジェクトに変更が発生したかどうかを判断します。変更が検出されない場合、仮想ウェアハウスのクレジットは消費されませんが(リフレッシュするデータがないため)、クラウドサービスコンピューティングはメンテナンスと定期チェックに使用されます。さらに、関連する仮想ウェアハウスが中断され、変更が検出されない場合、ウェアハウスは再開されません。逆に、変更が検出されると、仮想ウェアハウスは更新を処理するために再開されます。コストに関する一般情報については、 総コストについて をご参照ください。