自動フルフィルメントの使用¶
リストを構成して、ローカルリージョン以外で利用できるようにする場合や、プライベートリストを別のリージョンのコンシューマーアカウントと共有する場合は、自動フルフィルメントを有効にすることができます。`利用可能なリージョン(Marketplaceリストのみ)<https://other-docs.snowflake.com/en/collaboration/provider-listings-reference#label-listings-set-up-region-avail>`_ をご覧ください。
アカウントの自動フルフィルメントを有効にする¶
アカウントの自動フルフィルメントを有効にするには、 SYSTEM$ENABLE_GLOBAL_DATA_SHARING_FOR_ACCOUNT システム関数を使用します。
この関数を呼び出すには、 :doc:` ロールを使用する必要があります。
SELECT SYSTEM$ENABLE_GLOBAL_DATA_SHARING_FOR_ACCOUNT(
'<account_name>'
);
条件:
account_name
ACCOUNTADMIN ロールを持つユーザーがクロスクラウドの自動複製を管理できるようにするアカウントの名前を指定します。詳細については、 アカウントの組織名とアカウント名の検索 をご参照ください。
注釈
アカウントの自動フルフィルメントを無効にするには、 SYSTEM$DISABLE_GLOBAL_DATA_SHARING_FOR_ACCOUNT システム関数を使用します。アカウントで自動フルフィルメントが有効になっているかどうかを確認するには、 SYSTEM$IS_GLOBAL_DATA_SHARING_ENABLED_FOR_ACCOUNT システム関数を使用します。
自動フルフィルメントタスクを実行するために必要な権限¶
Snowsightまたは SQL を続行する前に、自動フルフィルメントの設定に必要な権限を持っていることを確認してください。
自動フルフィルメントタスクを実行するには、次のいずれかのロールを使用する必要があります。
ORGADMIN ロール。
アカウントで自動フルフィルメントが有効になった後の ACCOUNTADMIN ロール。
委任された権限を持つ ACCOUNTADMIN ロール を持つユーザーによって MANAGE LISTING AUTO FULFILLMENT 権限を付与されたカスタムロール。
使用するロールは、リストで OWNERSHIP または MODIFY 権限も持っている必要があります。
必要な権限を理解したところで、リストに自動フルフィルメントを構成することができます。詳細については、 自動複製の設定 をご参照ください。自動フルフィルメントをセットアップする前に、リストにデータ商品を追加する必要があることを覚えておいてください。また、自動フルフィルメントのセットアップ手順は、提供するデータ製品やリストの可用性によって異なります。