2024年7月11日 --- Snowflake Data Clean Roomsリリースノート

このリリースにより、Snowflake Data Clean Roomsのアップデートとして、以下の新機能と機能強化が利用可能になったことをお知らせします。

配列されたテンプレートの実行

プロバイダーは、特定の順序で実行されるテンプレートのシーケンスを定義するために、 テンプレートチェーン を使用することができます。シーケンス内にある1つのテンプレートの結果は、チェーン内にある後続のテンプレートの入力として使用することができます。クリーンルームユーザーはテンプレートチェーンを実行して、事前に定義された順序でテンプレートを実行する分析を行います。

詳細については、 開発者 APIs を使用してテンプレートを順次実行する をご参照ください。

多要素認証

セキュリティ強化のため、ユーザーはウェブアプリにサインインする際に多要素認証(MFA)を使用する必要があります。 Snowflake Data Clean Room の既存のお客様には、 MFA を有効にする方法を説明するメールを送信します。

MFA の有効化と認証については、 ウェブアプリにサインインする をご参照ください。

管理されたアクセススキーマにオブジェクトを登録する

共同作業者は、スキーマ内の他のオブジェクトを登録することなく、管理されたアクセススキーマ(つまり、 WITH MANAGE ACCESS 句で作成されたスキーマ)内の個々のテーブルとビューを登録できるようになりました。クリーンルームにリンクする前に、オブジェクトを登録する必要があります。

詳細については、 データの登録 をご参照ください。

追加のリージョンのサポート

Snowflake Data Clean Roomsは現在、以下のリージョンでご利用いただけます。

クラウドプラットフォーム

サポートされたリージョン

クラウドリージョン ID

Amazon Web Services

EU (チューリッヒ)

eu-central-2

シングルパーティ SQL クエリ

コンシューマーは、 SQL クエリテンプレートを使用して、クリーンルームのインストール時にテーブルを追加したり、結合を定義したりすることなく分析を実行することができます。これにより、プロバイダーは、プロバイダーのデータのみに対する SQL クエリ用に設計されたクリーンルームを共有することができます。