9.29リリースノート:2025年9月24日~2025年9月26日¶
注意
リリースが完了しました。これらのリリースノートの先行版と最終版の違いについては、 リリースノートの変更ログ をご参照ください。
新機能¶
Snowflake Cortexの更新¶
Cortex Agent Monitoring(プレビュー)¶
Cortex Agent Monitoringでは、Snowsight を介して、エージェントの詳細ログとトレースにアクセスできます。エージェントのログには、LLM 計画、ツール実行、SQL の生成と実行などの詳細が含まれます。
詳細については、 Cortex Agentのリクエストのモニター をご参照ください。
型リテラルによる AI_COMPLETE 構造化出力(プレビュー)¶
新しい合理化された構文である型リテラルを使用して、AI 関数で構造化 JSON 出力を定義します。型リテラルを使用すると、出力は JSON スキーマの代わりに SQL データ型定義を使用して構造化されます。
この新機能によって、AI_COMPLETE での response_format パラメーターの使用が簡素化されます。構造化出力は堅牢な AI データパイプラインを構築するための重要な機能なので、AI_COMPLETE は、生成時に各トークンを検証し、確実に最終的な応答がスキーマに完全に準拠するようにします。
型リテラルには次の利点があります。
簡略定義:構造化された出力定義の複雑さと長さを軽減します。
読みやすさの向上:SQL クエリをよりクリーンで、一目で簡単にわかるものにします。
型リテラルは、新しい TYPE キーワードで始まり、構造化出力を説明する SQL OBJECT 型が続きます。
SELECT AI_COMPLETE(
model => 'claude-3-5-sonnet',
prompt => 'Extract structured data from this customer interaction note: Customer Sarah Jones complained about the mobile app \
crashing during checkout. She tried to purchase 3 items: a red XL jacket ($89.99), blue running shoes ($129.50), and a fitness \
tracker ($199.00). The app crashed after she entered her shipping address at 123 Main St, Portland OR, 97201. She has been a \
premium member since January 2024.',
response_format => TYPE OBJECT(note OBJECT(items_count NUMBER, price ARRAY(STRING), address STRING, member_date STRING))
);
詳細については、 AI_COMPLETE 構造化出力 をご参照ください。
データコラボレーションの更新¶
オープンテーブル形式のクロスクラウド自動フルフィルメントのサポート¶
リージョンやクラウド間のリストで、Apache IcebergやDelta Lakeなどのオープンテーブル形式を共有できるようになりました。それらのリストで自動フルフィルメントを有効化できます。
詳細については、 オープンテーブルフォーマットでの自動フルフィルメントの使用 をご参照ください。
データパイプラインの更新¶
CREATE OR ALTER DYNAMIC TABLE (プレビュー)¶
CREATE OR ALTER DYNAMIC TABLE コマンドは、CREATE DYNAMIC TABLE コマンドと ALTER DYNAMIC TABLE コマンドの機能を組み合わせたものです。動的テーブルが存在しない場合は CREATE ステートメントとして実行されます。存在する場合は、ステートメント内のオブジェクト定義に従って動的テーブルを変換します。
詳細については、 CREATE OR ALTER <オブジェクト> および CREATE OR ALTER DYNAMIC TABLE をご参照ください。
データガバナンスの更新¶
データ品質: FRESHNESS データメトリック関数の改善¶
FRESHNESS データメトリック関数(DMF)を、列引数を指定せずにテーブルと関連付けられるようになりました。これにより、DML コマンドがテーブルに対して最後に作用を及ぼした時刻を特定できます。以前は、テーブルが最後に変更された時刻を特定するタイムスタンプ列を持つ FRESHNESS を関連付ける必要がありました。
詳細については、FRESHNESS DMF をご参照ください。
リリースノートの変更ログ¶
お知らせ |
更新 |
Date |
|---|---|---|
リリースノート |
初回公開(プレビュー) |
2025年9月19日 |
Scalaバージョン2.13のサポート(プレビュー) |
拡張性の更新 から**削除** |
2025年9月22日 |
Cortex Agent Monitoring(プレビュー) |
新機能 に**追加** |
2025年9月24日 |
CREATEOR ALTER DYNAMIC TABLE(プレビュー) |
:タイトルリファレンス:に 追加 |
2025年9月25日 |
型リテラルによる AI_COMPLETE 構造化出力 |
新機能 に**追加** |
2025年9月25日 |
オープンテーブル形式のクロスクラウド自動フルフィルメントのサポート |
新機能 に**追加** |
2025年9月26日 |