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数値関数 (三角関数)
ATAN2¶
2つの引数の比の逆正接(アークタンジェント)を計算します。たとえば、x > 0の場合、式 ATAN2(y, x)
は ATAN(y/x)
と同等です。
アークタンジェントは、次の間の角度です。
X軸。
ポイント(0、0)からポイント(X、Y)(XとYは両方とも0ではない)への光線。
- こちらもご参照ください。
構文¶
ATAN2( <y> , <x> )
最初のパラメーターはX座標ではなく、Y座標であることに注意してください。
引数¶
y
このパラメーターは、光線の終点にあたるポイントのY座標です。データ型は DOUBLE です。
x
このパラメーターは、光線の終点にあたるポイントのX座標です。データ型は DOUBLE です。
戻り値¶
戻り値のデータ型は DOUBLE です。
戻り値は度ではなくラジアンです。
戻り値は、間隔 [-pi, pi]
の数値です。
使用上の注意¶
引数のデータ型が DOUBLE 以外の数値データ型である場合、値は DOUBLE に変換されます。
引数のデータ型が文字列の場合、可能であれば値は DOUBLE に変換されます。
引数のデータ型が他のデータ型である場合、関数はエラーを返します。
いずれかの引数が NULL の場合、戻り値は NULL です。
例¶
SELECT ATAN2(5, 5);
--------------+
ATAN2(5, 5) |
--------------+
0.7853981634 |
--------------+