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ALTER CONNECTION¶
既存の接続のプロパティを変更します。
- こちらもご参照ください。
このトピックの内容:
構文¶
ALTER CONNECTION <name> ENABLE FAILOVER TO ACCOUNTS <organization_name>.<account_name> [ , <organization_name>.<account_name> ... ] [ IGNORE EDITION CHECK ]
ALTER CONNECTION <name> DISABLE FAILOVER [ TO ACCOUNTS <organization_name>.<account_name> [ , <organization_name>.<account_name> ... ] ]
ALTER CONNECTION <name> PRIMARY
ALTER CONNECTION [ IF EXISTS ] <name> SET COMMENT = '<string_literal>'
ALTER CONNECTION [ IF EXISTS ] <name> UNSET COMMENT
パラメーター¶
名前
変更する接続の識別子。識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。
ENABLE FAILOVER TO ACCOUNTS 組織名.アカウント名 [ , 組織名.アカウント名 ... ]
このプライマリ接続のセカンダリ接続をプライマリ接続として機能するように昇格できる、組織内のアカウントのコンマ区切りリストを指定します。リストに各アカウントの組織名を含めます。
DISABLE FAILOVER [ TO ACCOUNTS 組織名.アカウント名 [ , 組織名.アカウント名 ... ] ]
このプライマリ接続のフェールオーバーを無効にします。つまり、このプライマリ接続のセカンダリ接続を昇格してプライマリ接続として機能させることはできません。
選択したアカウント(すべてのアカウントではなく)へのフェールオーバーを無効にするには、それらのアカウントのコンマ区切りリストを指定します。
PRIMARY
プライマリ接続として機能するように接続を昇格します。
SET ...
接続に設定するプロパティを指定します。
COMMENT = '文字列'
接続のコメントを追加するか、既存のコメントを上書きします。
UNSET ...
接続の設定を解除してデフォルトにリセットするプロパティを指定します。
現在、設定解除できるプロパティは
COMMENT
のみです。これにより、接続のコメントがあれば削除されます。
使用上の注意¶
アカウント管理者(ACCOUNTADMIN ロールを持つユーザー)のみが、この SQL コマンドを実行できます。
例¶
myorg
組織のアカウント myaccount2
と myaccount3
に、それぞれ myconnection
接続のセカンダリ接続を保存することを許可します。
ALTER CONNECTION myconnection ENABLE FAILOVER TO ACCOUNTS myorg.myaccount2, myorg.myaccount3;
接続にコメントを追加します。
ALTER CONNECTION myconnection SET COMMENT = 'New comment for connection';
セカンダリ接続をプライマリ接続に昇格します。
ALTER CONNECTION myconnection PRIMARY;