SHOW REPLICATION DATABASES¶
アカウント内のすべてのプライマリデータベースとセカンダリデータベース(つまり、複製が有効になっているすべてのデータベース)をリストし、各アカウントが存在する リージョン を示します。
- こちらもご参照ください。
構文¶
SHOW REPLICATION DATABASES [ LIKE '<pattern>' ]
[ WITH PRIMARY <account_identifier>.<primary_db_name> ]
パラメーター¶
LIKE 'pattern'
オプションで、オブジェクト名でコマンド出力をフィルタリングします。フィルターは、 SQL ワイルドカード文字(
%
および_
)をサポートする、 大文字と小文字を区別しない パターンマッチングを使用します。たとえば、次のパターンは 同じ 結果を返します。
... LIKE '%testing%' ...
... LIKE '%TESTING%' ...
. デフォルト: 値なし(フィルタリングは出力に非適用)。
WITH PRIMARY {account_identifier}.{primary_db_name}
コマンドのスコープを指定します。コマンドのスコープは、コマンドが指定されたプライマリデータベースの記録のみを一覧表示するかどうかを決定します。
account_identifier
は、org_name.account_name
またはsnowflake_region.account_locator
の形式にすることができます。詳細については 複製およびフェールオーバーのアカウント識別子 をご参照ください。
使用上の注意¶
データベースに対する任意の権限を持つロールの結果を返します(例: USAGE または MONITOR)。
Columns that start with the prefix
is_
return eitherY
(yes) orN
(no).このコマンドは、稼働中のウェアハウスを必要としません。
コマンドは、コマンドを実行するために使用されるロールのアクセス権によって決定された通り、指定されたオブジェクトタイプに対して 最大 10Kのレコードを返します。フィルタが適用されていても、10Kの制限を超えるレコードは返されません。
10Kを超える記録が存在する結果を表示するには、 Snowflake Information Schema で対応するビュー(存在する場合)をクエリします。
このコマンドの出力を後処理するには、 RESULT_SCAN 関数を使用できます。この関数は、出力をクエリ可能なテーブルとして扱います。
出力¶
コマンド出力では、次の列にプライマリおよびセカンダリデータベースプロパティとメタデータが提供されます。複数の リージョングループ にまたがる組織のコマンド出力には、追加の region_group
列が含まれています。
列 |
説明 |
---|---|
|
アカウントが配置されている リージョングループ。 注: この列は、複数のリージョングループにまたがる組織に対してのみ表示されます。 |
|
データベースを保存するアカウントがあるSnowflake Region。Snowflake Regionは、他のSnowflake Regionから分離されたクラウドプラットフォームリージョン内の個別の場所です。Snowflake Regionは、マルチテナントまたはシングルテナント(Virtual Private Snowflakeアカウントの場合)にすることができます。 |
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データベースが作成された日時。 |
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データベースが保存されているアカウントの名前。 |
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データベースの名前。 |
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データベースのコメント。 |
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データベースがプライマリデータベースであるかどうか。それ以外の場合は、セカンダリデータベース。 |
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リージョン、アカウント、データベース名を含むプライマリデータベースの完全修飾名。 |
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Snowflake組織の名前。 |
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リージョン内のアカウントロケーター。 |
例¶
名前が mydb
で始まるすべての複製データベースを表示します。
SHOW REPLICATION DATABASES LIKE 'mydb%';
myorg.account1.mydb1
組織、アカウント、およびプライマリデータベースのそれぞれのセカンダリデータベースすべてを表示します。
SHOW REPLICATION DATABASES WITH PRIMARY myorg.account1.mydb1;