SHOW DATABASE ROLES

指定したデータベース内のすべてのデータベースロールをリストします。

重要

アクティブなデータベースに対する権限(例: USAGE)が付与されたアクティブなロールを持つユーザーは、データベース内のデータベースロールをリストできます。ただし、これは、ユーザーによるデータベースロールを使用した SQL アクションの実行をロールが許可することを必ずしも意味するわけではありません。データベースロールを使用するには、まずそれをユーザーセッションでユーザーがアクティブ化できるアカウントロール、または階層内の下位のアカウントロールに付与する必要があります。

これは、随意アクセス制御およびロールベースアクセス制御の一部です。詳細については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

こちらもご参照ください。

SHOW GRANTSCREATE DATABASE ROLEALTER DATABASE ROLEDROP DATABASE ROLE

構文

SHOW DATABASE ROLES IN DATABASE <name>
  [ LIMIT <rows> [ FROM '<name_string>' ] ]
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必須パラメーター

name

データベースの名前を指定します。

名前識別子を指定しないと、コマンドはエラーを返します。

オプションのパラメーター

LIMIT rows [ FROM 'name_string' ]

オプションで、返される行の最大数を制限すると同時に、結果の「ページネーション」を有効にします。返される実際の行数は、指定された制限より少ない場合があります(例:既存のオブジェクトの数が指定された制限より少ない)。

オプションの FROM 'name_string' サブ句は、結果の「カーソル」として効果的に機能します。これにより、指定された文字列と一致するオブジェクト名を持つ最初の行に続く指定された行数を取得できます。

文字列は一重引用符で囲む必要があり、 大文字と小文字を区別します。加えて、文字列に完全なオブジェクト名を含める必要はありません。部分的な名前がサポートされています。

デフォルト: 値なし(出力に制限は非適用)。

使用上の注意

  • このコマンドは特定のデータベース内にあるデータベースロールの表示のみをサポートします。

    このコマンドを使用して、アカウントのデータベースロールを表示することはできません。

    • このコマンドは、実行中のウェアハウスを必要としません。

    • このコマンドの出力を後処理するには、 RESULT_SCAN 関数を使用できます。この関数は、出力をクエリ可能なテーブルとして扱います。

db_role2 という最初のデータベースロールの後に、 mydb という名前のデータベースにあるデータベースロールを最大10個返します。

SHOW DATABASE ROLES IN DATABASE mydb LIMIT 10 FROM 'db_role2';
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