|sf-dbt|のワークスペースを使用¶
Snowsight のワークスペースは、Gitリポジトリに接続して同期できるdbtプロジェクト用にウェブベースの統合開発環境(IDE)を提供します。dbt Projects on Snowflake の各ワークスペースは、ファイルやフォルダーの整理方法に応じて、単一のdbtプロジェクトまたは複数のdbtプロジェクトを表すことができます。
dbt Projects on Snowflake のワークスペースを使用すれば、Snowflakeで直接dbtプロジェクトを可視化、テスト、実行することができます。ワークスペースでは、簡単な方法で新しいdbtプロジェクトを初期化(またはスキャフォールド)できます。必要なファイルとディレクトリ( dbt_project.yml など)を作成するか既存のgitリポジトリから新しいdbtプロジェクトを作成します。ワークスペースをSnowflakeの dbtプロジェクトオブジェクト に接続することもできるため、ワークスペース内からオブジェクトを作成および更新することもできます。
dbtプロジェクトのサポートに加え、ワークスペースはSnowflake内の複数のファイルタイプとプロジェクトにまたがるコードを作成、整理、管理できる統一エディターを提供します。詳細については、 ワークスペース をご参照ください。
dbtプロジェクトでワークスペースを使用する際の制限、要件、および考慮事項¶
dbt Projects on Snowflake のワークスペースには、次の要件、考慮事項、および制限が適用されます。
Snowflakeワークスペースの各dbtプロジェクトフォルダーには、Snowflakeの プロジェクトのためのターゲットとなる
warehouse、database、schemaおよびroleを指定するprofiles.ymlファイルが含まれている必要があります。typeはsnowflakeに設定する必要があります。dbtにはaccountおよびuserが必要ですが、dbt Coreとは異なり、dbtプロジェクトは現在のアカウントとユーザーコンテキストをもとにSnowflakeで実行されるため、これらは取り除くか空または任意の文字列のままにすることができます。ワークスペース内のdbtプロジェクトでは、フォルダー構造に20,000個を超えるファイルを含めることはできません。この制限には、
target/dbt_packages/logsディレクトリを含むdbtプロジェクトディレクトリとサブディレクトリ内のすべてのファイルが含まれます。ワークスペース内からdbtプロジェクトが実行されると、そこにログファイルが保存されます。
個人データベース要件¶
ワークスペースは個人データベース内で作成され、他のユーザーと共有することはできません。個人データベースはアカウントレベルで有効にする必要があります。これには ACCOUNTADMIN 権限が必要です。詳細については、 アクセスと動作を管理する をご参照ください。
Gitリポジトリ¶
dbt Projects on Snowflake のワークスペースをGitリポジトリに接続する場合は、以下の要件、考慮事項、および制限が適用されます。SnowflakeのGitの制限 をご参照ください。
PrivateLink からアクセスできるGitリポジトリは事前に構成されている必要があります。詳細については、 パブリックネットワークを介してアクセスするためにSnowflakeを構成する をご参照ください。