SHOW REPLICATION DATABASES

アカウント内のすべてのプライマリデータベースとセカンダリデータベース(つまり、複製が有効になっているすべてのデータベース)をリストし、各アカウントが存在する リージョン を示します。

こちらもご参照ください。

SHOW REPLICATION ACCOUNTS

構文

SHOW REPLICATION DATABASES [ LIKE '<pattern>' ]
                           [ WITH PRIMARY <account_identifier>.<primary_db_name> ]
Copy

パラメーター

LIKE 'pattern'

オプションで、オブジェクト名でコマンド出力をフィルタリングします。フィルターは、 SQL ワイルドカード文字(% および _)をサポートする、 大文字と小文字を区別しない パターンマッチングを使用します。

たとえば、次のパターンは 同じ 結果を返します。

... LIKE '%testing%' ...
... LIKE '%TESTING%' ...

. デフォルト: 値なし(フィルタリングは出力に非適用)。

WITH PRIMARY {account_identifier}.{primary_db_name}

コマンドのスコープを指定します。コマンドのスコープは、コマンドが指定されたプライマリデータベースの記録のみを一覧表示するかどうかを決定します。account_identifier は、 org_name.account_name または snowflake_region.account_locator の形式にすることができます。詳細については 複製およびフェールオーバーのアカウント識別子 をご参照ください。

出力

コマンド出力では、次の列にプライマリおよびセカンダリデータベースプロパティとメタデータが提供されます。複数の リージョングループ にまたがる組織のコマンド出力には、追加の region_group 列が含まれています。

説明

region_group

アカウントが配置されている リージョングループ: この列は、複数のリージョングループにまたがる組織に対してのみ表示されます。

snowflake_region

データベースを保存するアカウントがあるSnowflake Region。Snowflake Regionは、他のSnowflake Regionから分離されたクラウドプラットフォームリージョン内の個別の場所です。Snowflake Regionは、マルチテナントまたはシングルテナント(Virtual Private Snowflakeアカウントの場合)にすることができます。

created_on

データベースが作成された日時。

account_name

データベースが保存されているアカウントの名前。

name

データベースの名前。

comment

データベースのコメント。

is_primary

データベースがプライマリデータベースであるかどうか。それ以外の場合は、セカンダリデータベース。

primary

リージョン、アカウント、データベース名を含むプライマリデータベースの完全修飾名。

replication_allowed_to_accounts

IS_PRIMARY が TRUE の場合、このプライマリデータベースでレプリケーションが有効になっているアカウントの完全修飾名が表示されます。これらの各アカウントにセカンダリデータベースを作成できます。

failover_allowed_to_accounts

IS_PRIMARY が TRUE の場合、このプライマリデータベースに対してフェールオーバーが有効になっているアカウントの完全修飾名を示します。ビジネスの継続性と災害復旧のために、これらの各アカウントにセカンダリデータベースを作成できます。

organization_name

Snowflake組織の名前。

account_locator

リージョン内のアカウントロケーター。

使用上の注意

  • データベースに対する任意の権限を持つロールの結果を返します(例えば、 USAGE または MONITOR)。

  • このコマンドの実行には、稼働中のウェアハウスは必要ありません。

  • このコマンドは、現在のユーザーの現在のロールに少なくとも1つのアクセス権限が付与されているオブジェクトのみを返します。

  • MANAGE GRANTS アクセス権限により、所有者はアカウント内のすべてのオブジェクトを暗黙的に参照できます。デフォルトでは、アカウント管理者( ACCOUNTADMIN ロールを持つユーザー)とセキュリティ管理者( SECURITYADMIN ロールを持つユーザー)のみが MANAGE GRANTS 権限を持っています。

  • このコマンドの出力を後処理するには、 パイプ演算子->>)または RESULT_SCAN 関数。どちらのコンストラクトも、出力を クエリできる結果セットとして扱います。

    For example, you can use the pipe operator or RESULT_SCAN function to select specific columns from the SHOW command output or filter the rows.

    When you refer to the output columns, use double-quoted identifiers for the column names. For example, to select the output column type, specify SELECT "type".

    You must use double-quoted identifiers because the output column names for SHOW commands are in lowercase. The double quotes ensure that the column names in the SELECT list or WHERE clause match the column names in the SHOW command output that was scanned.

  • コマンドは、コマンドを実行するために使用されるロールのアクセス権限によって決定された通り、指定されたオブジェクトタイプに対して 最大 1万件の記録を返します。1万件を超える記録は、フィルターを適用しても返されません。

    1万件を超える記録が存在する結果を表示するには、 Snowflake Information Schema で対応するビュー(存在する場合)をクエリします。

名前が mydb で始まるすべての複製データベースを表示します。

SHOW REPLICATION DATABASES LIKE 'mydb%';
Copy

myorg.account1.mydb1 組織、アカウント、およびプライマリデータベースのそれぞれのセカンダリデータベースすべてを表示します。

SHOW REPLICATION DATABASES WITH PRIMARY myorg.account1.mydb1;
Copy