DESCRIBE PIPE¶
パイプに指定されたプロパティ、およびプロパティのデフォルト値について説明します。
DESCRIBE は DESCに短縮できます。
- こちらもご参照ください。
構文¶
DESC[RIBE] PIPE <name>
パラメーター¶
name
記述するパイプの識別子を指定します。識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。
使用上の注意¶
パイプ所有者(つまり、パイプの OWNERSHIP 権限を持つロール)、パイプの MONITOR または OPERATE 権限を持つロール、 または グローバル MONITOR EXECUTION権限を持つロールの結果のみを返します。
パイプの現在のステータスを確認するには、 SYSTEM$PIPE_STATUS 関数をクエリします。
このコマンドの出力を後処理するには、 RESULT_SCAN 関数を使用できます。この関数は、出力をクエリ可能なテーブルとして扱います。
出力¶
コマンド出力では、次の列にパイプのプロパティとメタデータが提供されます。
| created_on | name | database_name | schema_name | definition | owner | notification_channel | comment | integration | pattern | error_integration |
列 |
説明 |
---|---|
|
パイプが作成された日時。 |
|
パイプの名前。 |
|
パイプが格納されているデータベース。 |
|
パイプが格納されているスキーマ。 |
|
COPY キューファイルからSnowflakeテーブルにデータをロードするために使用されるステートメント。 |
|
パイプを所有する(つまり、パイプに対する OWNERSHIP 権限を持つ)ロールの名前。 |
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DEFINITION 列で指定されたステージのAmazon SQS キューのAmazonリソース名。 |
|
このパイプのコメント。 |
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通知イベントに依存してGoogle Cloud StorageまたはMicrosoft Azureクラウドストレージからのデータロードをトリガーするパイプの通知統合の名前。 |
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PATTERN コピーオプションが指定されている場合は、パイプ定義の COPY INTO <テーブル> ステートメントのコピーオプション値。 |
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通知をトリガーするためにAmazon S3クラウドストレージのエラーイベントに依存するパイプの通知統合名。 |
|
問題があると思われるパイプの詳細情報を表示します。提供される情報と合わせて SYSTEM$PIPE_STATUS を使用すると、より効果的にパイプのトラブルシューティングができます。パイプに問題がない場合は、値は NULL です。 |
例¶
CREATE PIPE の例で作成された mypipe
パイプについて説明します。
desc pipe mypipe; +-------------------------------+--------+---------------+-------------+---------------------------------+----------+---------+ | created_on | name | database_name | schema_name | definition | owner | comment | |-------------------------------+--------+---------------+-------------+---------------------------------+----------+---------| | 2017-08-15 06:11:05.703 -0700 | MYPIPE | MYDATABASE | PUBLIC | copy into mytable from @mystage | SYSADMIN | | +-------------------------------+--------+---------------+-------------+---------------------------------+----------+---------+