2022年のパフォーマンスの改善¶

2022年には以下のパフォーマンスの改善が導入されました。

リリース	説明	影響
2022年11月	Snowflakeアプリケーションとコンテンツのパフォーマンスと回復力の改善。	Snowsightページのレスポンスタイムと可用性の改善。
2022年11月	Snowparkdで、スカラーベクトル化されたPython UDFs を使用する機能。	バッチ行を効率的に処理するPythonコードのパフォーマンス改善。また、Pandas DataFrames や配列を使用する際に必要な変換ロジックも減少。
2022年11月	メタデータクエリの改善。	小規模/メタデータクエリのクエリ実行時間の改善。
2022年10月	特定の列の検索最適化を有効にする機能。（プレビュー）	列に作用するポイントルックアップクエリをテーブル全体の検索最適化を有効にするコストなしで改善。
2022年10月	検索最適化使用時の部分文字列操作のサポート。（プレビュー）	LIKE や ENDSWITH などの部分文字列操作を使用するポイント検索クエリのパフォーマンス改善。
2022年10月	検索最適化使用時の VARIANT データのサポート。（プレビュー）	VARIANTデータ（JSON など）に作用するポイント検索クエリのパフォーマンス改善。
2022年10月	検索最適化使用時の GEOGRAPHY オブジェクトによる地理空間関数のサポート。（プレビュー）	述語に地理空間関数を使用するポイント検索クエリのパフォーマンス改善。
2022年10月	照合と BINARY 列の改善。	照合と BINARY 列のプルーニング改善。これにより、結果を返すためにスキャンする必要のあるマイクロパーティションの数を削減。
2022年10月	ハッシュテーブル結合の改善。	ハッシュテーブルの等価性チェックにおけるメモリI/O遅延の低減によるクエリのパフォーマンス改善。
2022年10月	DateTrunc 範囲の導出に関する改善。	TIMESTAMP-TZ データが定数の場合に DateTrunc 範囲導出を使用するクエリの実行時間の改善。
2022年8月	データガバナンス機能に関する改善。	Snowsightのデータガバナンス UI ページの応答性向上による、タグベースのマスキングポリシーにおけるクエリ遅延の改善。
2022年8月	ウィンドウ関数の改善。	ルールベースの最適化の改善に加え、ウィンドウ関数の外部結合とフィルターのプッシュダウンにおけるクエリ実行の改善。
2022年8月	高並行性ワークロードのスケジュールの改善。	高並行性と低遅延のワークロード用クエリスケジュールの改善。
2022年7月	結合の削除を使用したクエリ性能の改善。	クエリロジックの自動評価により識別される不要な結合の自動削除による、クエリパフォーマンスの最適化。