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地理空間関数

HAVERSINE

Haversine公式 を使って、地球表面の2点間の大圏距離をキロメートル単位で計算します。2点は緯度と経度を10進数で指定します。

注釈

Snowflakeでは、 HAVERSINE 関数の代わりに、 ST_DISTANCE 関数の使用を推奨しています。ST_DISTANCE 関数は、地理空間型の値を使用して計算を実行します。これにより、地理空間データを保存し、そのデータに対して 地理空間関数 を使用することができます。さらに、 ST_DISTANCE 関数を使用する結合述語は、 HAVERSINE 関数を使用する結合述語よりもパフォーマンスが良くなります。

構文

HAVERSINE( <lat1>, <lon1>, <lat2>, <lon2> )
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引数

lat1

第1地点の緯度(10進角)。

lon1

第1地点の経度(10進角)。

lat2

第2地点の緯度(10進角)。

lon2

第2地点の経度(10進角)。

この関数は FLOAT型の値を返します。

次の例は、ニューヨークとロサンゼルス間の地理空間距離をキロメートル単位で返します。

SELECT HAVERSINE(40.7127, -74.0059, 34.0500, -118.2500) AS distance;
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+----------------+
|       DISTANCE |
|----------------|
| 3936.385096389 |
+----------------+