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コンテキスト関数 (一般)

IS_GROUP_ACTIVATED(SYS_CONTEXT 機能)

組織ユーザーグループ を表すロールが与えられたコンテキストでアクティブ化されている場合は、VARCHAR 値 'TRUE' を返します。

こちらもご参照ください。

SYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$ORGANIZATION 名前空間)IS_GROUP_IMPORTED(SYS_CONTEXT 機能)IS_USER_IMPORTED(SYS_CONTEXT 機能)

構文

SYS_CONTEXT(
  'SNOWFLAKE$ORGANIZATION' ,
  'IS_GROUP_ACTIVATED' ,
  '<context>' ,
  '<group_name>'
)
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引数

'SNOWFLAKE$ORGANIZATION'

関数を呼び出して、現在の組織に関するコンテキスト情報を返すことを指定します。

'IS_GROUP_ACTIVATED'

IS_GROUP_ACTIVATED 関数を呼び出します。

'context'

チェックする実行コンテキストを指定します。次の値のいずれかを指定できます。

  • SESSION:組織グループロールが現在のセッションのプライマリロールまたはセカンダリロールのロール階層にあるかどうかを確認します。ロールがロール階層にある場合、関数は 'TRUE' を返します。

  • ACTIVE:組織グループのロールが、現在の呼び出しのコンテキストでロール階層にあるかどうかを確認します。

    たとえば、所有者権限ストアドプロシージャへの呼び出しでは、プロシージャは所有者のロールによって実行されます。組織グループロールが所有者ロールのロール階層にある場合、関数は 'TRUE' を返します。

'group_name'

チェックする組織ユーザーグループの名前を指定します。

戻り値

この関数は、次の VARCHAR 値のいずれかを返します。

  • 組織ユーザーグループロールが context で指定されたコンテキストでアクティブ化されている場合は 'TRUE'

  • 組織ユーザーグループロールがそのコンテキストでアクティブ化されていない場合や、グループが有効な組織ユーザーグループでない場合は 'FALSE'

この戻り値を BOOLEAN 値 TRUE または FALSE と比較するには、BOOLEAN への戻り値を:ref:キャストします <label-data_type_explicit_casting>。例:

SELECT SYS_CONTEXT('SNOWFLAKE$ORGANIZATION', 'IS_GROUP_ACTIVATED', 'SESSION', 'my_group_name')::BOOLEAN = TRUE;
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使用上の注意

組織ユーザーグループ my_group_name のロールが、セッションのプライマリロールまたはセカンダリロールのロール階層にある場合、次の例では 'TRUE' を返します。

SELECT SYS_CONTEXT('SNOWFLAKE$ORGANIZATION', 'IS_GROUP_ACTIVATED', 'SESSION', 'my_group_name');
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