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コンテキスト関数 (一般)

SYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$ORGANIZATION 名前空間)

現在の組織に関する情報を返します。

組織内のどのアカウントでもこの関数を呼び出すことができます。その他のコンテキストでは、関数は NULL を返します。

こちらもご参照ください。

SYS_CONTEXTSYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$APPLICATION 名前空間)SYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$ENVIRONMENT 名前空間)SYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$ORGANIZATION_SESSION 名前空間)SYS_CONTEXT(SNOWFLAKE$SESSION 名前空間)IS_GROUP_ACTIVATED(SYS_CONTEXT 機能)IS_GROUP_IMPORTED(SYS_CONTEXT 機能)IS_USER_IMPORTED(SYS_CONTEXT 機能)

構文

関数を呼び出すための構文:

SYS_CONTEXT(
  'SNOWFLAKE$ORGANIZATION' ,
  '<function>' , '<argument>' [ , ... ]
)
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引数

'SNOWFLAKE$ORGANIZATION'

プロパティを取得するか、関数を呼び出して、現在の組織に関するコンテキスト情報を返すことを指定します。

'function'

呼び出したい関数の名前。次の関数を呼び出すことができます。

'argument' [ , ... ]

呼び出したい関数に渡す引数。

戻り値

関数は VARCHAR 値または NULL を返します。

使用上の注意

  • シェルの二重引用符で囲まれた文字列で関数呼び出しを指定する場合は、$ 文字をバックスラッシュ(\)でエスケープして、$ORGANIZATION がシェル変数として解釈されないようにします。

    たとえば、Snowflake CLI を使用していて、SQL ステートメントを二重引用符で囲まれたコマンドライン引数として指定する 場合は、次のようになります。

    snow sql --query "SELECT SYS_CONTEXT('SNOWFLAKE\$ORGANIZATION', 'IS_USER_IMPORTED', 'my_user_name');"
    
    Copy

詳しくは以下のトピックをご参照ください。