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変換関数

TRY_TO_BOOLEAN

同じ操作(つまり、入力式をブール値に変換する)を実行するが、エラー処理がサポートされている TO_BOOLEAN の特別バージョンです。変換が実行できない場合、 TRY_TO_BOOLEAN はエラーを発生させる代わりに、 NULL 値を返します。

詳細については、 エラー処理変換関数 をご参照ください。

構文

TRY_TO_BOOLEAN( <string_expr> )
Copy

引数

string_expr

BOOLEAN 値に評価できる文字列式です。

戻り値

この関数は BOOLEAN 型の値を返します。

使用上の注意

入力引数は文字列式にする必要があります。この関数は、文字列式を次のように評価します。

  • 'true''t''yes''y''on''1' は TRUEを返します。

  • 'false''f''no''n''off''0' は FALSEを返します。

  • その他の文字列はすべて、 NULL を返します。

文字列の評価は大文字と小文字を区別しません。

この例では TRY_TO_BOOLEAN 関数を使用します。

SELECT TRY_TO_BOOLEAN('True')  AS "T",
       TRY_TO_BOOLEAN('False') AS "F",
       TRY_TO_BOOLEAN('Not valid')  AS "N";
Copy
+------+-------+------+
| T    | F     | N    |
|------+-------+------|
| True | False | NULL |
+------+-------+------+

その他の例については、 TO_BOOLEAN をご参照ください。