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変換関数

TRY_TO_DOUBLE

同じ操作(つまり、入力式を倍精度浮動小数点数に変換)を実行する、 TO_DOUBLE の特別バージョンですが、エラー処理がサポートされています(つまり、変換を実行できない場合は、エラーを発生させる代わりに NULL 値を返す)。

詳細については、 エラー処理変換関数 をご参照ください。

構文

TRY_TO_DOUBLE( <string_expr> [, '<format>' ] )
Copy

引数

expr

文字型の式。

format

式が文字列に評価される場合、関数はオプションの形式モデルを受け入れます。形式モデルは SQL 形式モデル で説明されています。形式モデルは、出力値の形式ではなく、入力文字列の形式を指定します。

使用上の注意

  • この関数は文字列式のみを受け付けます。

  • 文字列は10進整数または小数として変換され、科学表記法と特別な値(naninfinfinity)が受け入れられます。

戻り値

この関数は FLOAT データ型の値を返します。

変換エラーの場合、この関数は NULL を返します。

この例では TRY_TO_DOUBLE 関数を使用します。

SELECT TRY_TO_DOUBLE('3.1415926'), TRY_TO_DOUBLE('Invalid');
Copy
+----------------------------+--------------------------+
| TRY_TO_DOUBLE('3.1415926') | TRY_TO_DOUBLE('INVALID') |
|----------------------------+--------------------------|
|                  3.1415926 |                     NULL |
+----------------------------+--------------------------+

その他の例については、 TO_DOUBLE をご参照ください。