DROP SNAPSHOT

注釈

この操作は現在、 Snowflake’s Support Policy and Service Level Agreement に規定されたService Levelセットの対象外です。

スナップショット を削除します。スナップショットは、顧客が料金を支払う永続化されたデータです。DROP SNAPSHOT は、Snowflakeにそのデータを削除するよう指示します。データはスナップショットとして使用できなくなり、顧客はその代金を支払わなくなります。

こちらもご参照ください。

CREATE SNAPSHOTALTER SNAPSHOTDESCRIBE SNAPSHOTSHOW SNAPSHOTS

構文

DROP SNAPSHOT [ IF EXISTS ] <name>;
Copy

パラメーター

name

ドロップするスナップショットの識別子を指定します。

識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。

詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。

アクセス制御の要件

この SQL コマンドの実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。

権限

オブジェクト

メモ

OWNERSHIP

スナップショット

OWNERSHIP is a special privilege on an object that is automatically granted to the role that created the object, but can also be transferred using the GRANT OWNERSHIP command to a different role by the owning role (or any role with the MANAGE GRANTS privilege).

スキーマ内の任意のオブジェクトを操作するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限も必要であることに注意してください。

指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。

セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

次の例は、 example_snapshot という名前のスナップショットをドロップします。

DROP SNAPSHOT example_snapshot;
Copy
+----------------------------------------+
| status                                 |
|----------------------------------------|
| EXAMPLE_SNAPSHOT successfully dropped. |
+----------------------------------------+