Openflow Connector for Meta Ads について

注釈

コネクタには、 コネクタ利用規約 が適用されます。

このトピックでは、 Openflow Connector for Meta Ads の基本概念、ワークフロー、および制限事項について説明します。

Meta Ads はオンライン広告プラットフォームで、FacebookやInstagramなどのMeta製品上で製品やサービスを宣伝するための広告を作成、掲載することができます。 Openflow Connector for Meta Ads は、 Meta Ads Insights API を使用して、Meta Adsデータを自動的にSnowflakeアカウントに取り込みます。Insights API では、選択したフィールド、 ブレイクダウン、その他の集計を使用してカスタムレポートを構成できます。

このコネクタは、以下を実行する場合に使用します。

  • Meta Adsデータを統合し、マーケティングパフォーマンスを分析する

ワークフロー

  1. Meta Ads管理者 は、以下を実行します。

    1. Meta Adsアプリを作成します

    2. マーケティング API を有効にします

    3. 長期アクセストークンを取得します

  2. Snowflake アカウント管理者 は以下を実行します。

    1. コネクタ定義ファイルをダウンロードしてSnowflake Openflowキャンバスにインポートします。

    2. 必要なパラメーター(長期アクセストークン、レポート構成、データベース名、スキーマ名など)を使用してコネクタを構成します。

    3. コネクタフローを実行します。コネクタは以下を行います。

      1. コネクタ構成で指定された特定のレポートをフェッチします。

      2. 仮テーブルを作成し、レポートのチャンクをその中に入れます。

      3. 提供された宛先スキーマにテーブルを作成します。

      4. 仮テーブルから宛先テーブルにデータを同期します。

      5. 仮テーブルを削除します。

  3. Snowflakeアクセス権を持つ マーケティングユーザー は、Meta Adsから宛先テーブルにダウンロードされたデータを表示し、操作を実行することができます。

制限事項

  • コネクタは、 Report Time Increment パラメーターの日次値に対してのみ増分取り込みをサポートします。

  • プロセッサーの実行中にレポート定義を変更すると、データの不整合が発生する可能性があります。一貫性を確保するため、構成を更新する前にプロセッサーを停止し、キューをクリアしてください。

  • Meta Ads API レート制限 に達した場合、コネクタがソースシステムからデータを取り込もうとしても、データは取り込まれません。レート制限を増やすには、 Ads Management Standard AccessのアプリアクセスタイプStandard access から Advanced access に変更し、 ads_readads_management の権限 を有効にします。

  • Meta Adsで定義された過去37ヶ月間のデータのみをフェッチすることができます。

次のステップ

Openflow Connector for Meta Ads を設定する