Snowflakeでのコスト管理

このトピックで説明されているコスト管理のフレームワークを使用してSnowflakeのコストにアプローチすると、コストをより効果的に管理できます。フレームワークの各部分は、Snowflakeが提供する経済的価値を最大化しながら、総所有コストを最小限に抑えるのに役立つ強力な機能を提供します。

コスト管理のフレームワーク

効果的なSnowflakeのコスト管理は、可視性、制御、最適化の3つの部分に分かれています。

コスト管理のフレームワーク

可視性

可視性には、さまざまなコストの発生源を理解することと、そのコストを詳細に調査する能力が含まれます。可視性には、組織内の適切なエンティティにコストを帰属させ、コストが蓄積されるにつれてコストをモニターして、予期しないコストを回避することも含まれます。

理解:

Snowflakeのコストを可視化するには、Snowflakeのコストの基本概念を理解することから始めます。これには、コストが発生するさまざまな使用タイプや、Snowflakeのリソースの使用コストを決定する要因が含まれます。 詳細

調査:

Snowflakeでコストがどのように蓄積されるかを十分に理解したら、現在のSnowflakeのコストを調査する準備が整います。 Snowsight は、Snowflakeの使用コストを可視化するのに役立つ事前構築済みのダッシュボードを提供します。Snowflakeのコストに関する詳細を収集する場合は、使用とコストの専用ビューを含む組織の使用状況とAccount Usageスキーマに対してカスタムクエリを作成できます。 詳細

属性:

組織内のさまざまなエンティティにコストをチャージバックする機能により、誰がどのような目的でコストを負担しているかが明確になります。この可視性により、コスト削減策を実施する方法を決定することができます。 詳細

制御

Snowflakeは、クレジットの使用状況を監視できる機能を提供しており、一定期間中の使用額を管理するのに役立ちます。予算ではサーバーレス機能とウェアハウスの両方のコストを管理できますが、リソースモニターはウェアハウスのみに焦点を当てます。また、Snowflakeは予測を超えて消費しないようコストの管理を設定する場合にも役立ちます。例えば、クエリが終了するまでの実行時間に制限を設定することで、クエリの暴走に伴う予期せぬコストを回避することができます。 さらに詳しく

最適化

Snowflakeは、日々のコストにおける著しい変化を特定しどのようにコストを削減できる可能性があるのかについて情報を提供するツールが備わっています。 さらに詳しく