Openflow Connector for Amazon Ads について

注釈

コネクタには、 コネクタ利用規約 が適用されます。

このトピックでは、 Openflow Connector for Amazon Ads の基本概念、ワークフロー、および制限事項について説明します。

Openflow Connector for Amazon Ads では、 Amazon Ads データをAmazon Ads Reporting API V3 を使用して、Snowflakeアカウントに自動的に取り込みます。Reporting API では、選択した レポートタイプ、フィルター、その他のグループ化でカスタムレポートを構成できます。

このコネクタは、以下を実行する場合に使用します。

  • 広告パフォーマンスの統計やインサイトのため、Amazon Adsからデータを取得する

ワークフロー

  1. Amazon Ads管理者 は、 オンボーディングの手順 に従うことで、Reporting API へのアクセスを取得し、 更新トークンを生成した上でクライアント ID とクライアントシークレットを取得します

    1. Snowflake アカウント管理者 は以下を実行します。

    2. コネクタ定義ファイルをダウンロードしてSnowflake Openflowキャンバスにインポートします。

    3. 必要なパラメーター(更新トークン、レポート構成、データベース名、スキーマ名など)を使用してコネクタを構成します。

    4. コネクタフローを実行します。コネクタは以下を行います。

      1. コネクタ構成で指定された特定のレポートをフェッチします。

      2. 仮テーブルを作成し、レポートのチャンクをその中に入れます。

      3. 提供された宛先スキーマにテーブルを作成します。

      4. 仮テーブルから宛先テーブルにデータを同期します。

      5. 仮テーブルを削除します。

  2. Snowflakeアクセス権を持つ マーケティングユーザー は、Amazon Adsから宛先テーブルにダウンロードされたデータを表示し、操作を実行することができます。

制限事項

  • コネクタは、 Report Time Increment パラメーターの日次値に対してのみ増分取り込みをサポートします。

  • プロセッサーの実行中にレポート定義を変更すると、データの不整合が発生する可能性があります。一貫性を確保するため、構成を更新する前にプロセッサーを停止し、キューをクリアしてください。

  • Amazon Ads API レート制限 に達した場合、コネクタがソースシステムからデータを取り込もうとしてもデータが取り込まれません。

次のステップ

Openflow Connector for Amazon Ads を設定する