Openflow Connector for Google Sheets について

注釈

コネクタには、 コネクタ利用規約 が適用されます。

このトピックでは、 Openflow Connector for Google Sheets の基本概念、ワークフロー、および制限事項について説明します。

Openflow Connector for Google Sheets は、Google SheetsのデータをSnowflakeに取り込むことができます。Google Sheets API を使用してデータをフェッチし、シートから指定された範囲専用のテーブルにデータを永続化します。コネクタは、データベースと構成で提供されたスキーマに宛先テーブルを作成します。

このコネクタは、以下を実行する場合に使用します。

  • レポート作成、分析、インサイトのため、Google SheetsからSnowflakeテーブルにデータをロードする

ワークフロー

  1. Google Cloud管理者 は、 サービスアカウントの認証情報 で説明されているように、サービスアカウントとキーを作成します。

  2. Google Sheetsユーザー は、Google Sheetsスプレッドシートを作成し、サービスアカウントと共有します。データの最初の行は、コネクタが作成する宛先テーブルの列名を表します。実際のデータを含むことはできません。列に複数のデータ型が含まれる場合、コネクタは最も制約の少ないデータ型を選択します。

  3. Snowflakeアカウント管理者 は、以下のようにコネクタを構成します。

    1. コネクタ定義ファイルをSnowflake Openflowキャンバスにインポートします。

    2. Snowflakeウェアハウス、宛先データベース、宛先スキーマ、キーを作成します。

    3. Snowflake Warehouse、Destination Database、Snowflake Key、Spreadsheet ID など、コネクタに必要なパラメーターを指定します。

    4. コネクタフローを実行します。コネクタは、Openflowの実行時に以下のタスクを実行します。

      1. 指定したスプレッドシートからデータを取得します。

      2. Google Sheetsからのデータのスキーマを反映するために、宛先テーブルを作成および更新します。宛先テーブルが作成されていない場合は、切り捨てられます。

      3. 宛先テーブルにデータを挿入します。

制限事項

  • コネクタは、シートからの数値を INT 型または DOUBLE 型としてのみ保存します。このため、シートに浮動小数点数が含まれている場合、最下位桁で若干の丸め誤差が発生することがあります。現在、コネクタはより高い精度をサポートしていません。

  • 増分ロードはサポートされていません。コネクタは、切り捨てとロードの取り込みストラテジーを使用します。

次のステップ

Openflow Connector for Google Sheets を設定する