<budget_name>!REMOVE_RESOURCE¶
カスタム予算 からオブジェクトを削除します。オブジェクトは 参照 によって削除する必要があります。
構文¶
<budget_name>!REMOVE_RESOURCE( { '<object_reference>' | <reference_statement> } )
引数¶
'object_reference'
オブジェクトが解決先のシリアライズされた文字列表現。この文字列は SYSTEM$REFERENCE 関数の出力です。
reference_statement
予算から削除されるオブジェクトの参照を作成する SYSTEM$REFERENCE ステートメント。
戻り値¶
Successfully removed resource from resource group
アクセス制御の要件¶
カスタム予算 でこのメソッドを呼び出すには、以下の最小権限とロールが必要です。
予算インスタンスの ADMIN インスタンスロール を持つロール。
予算インスタンスを含むデータベースとスキーマ上で USAGE 権限を付与されたロール。
削除されるオブジェクト上で APPLYBUDGET 権限を持つロール。
使用上の注意¶
このメソッドは カスタム予算 インスタンスに対してのみ呼び出すことができます。
例¶
参照の識別子を使用して、スキーマ budget_db.budget_schema
の予算 my_budget
からテーブル t1
を削除します。
CALL budget_db.budget_schema.my_budget!REMOVE_RESOURCE(
'ENT_REF_TABLE_5862683050074_5AEB8D58FB3ACF249F2E35F365A9357C46BB00D7');
SYSTEM$REFERENCE ステートメントを使用して、スキーマ budget_db.budget_schema
の予算 my_budget
からテーブル t1
を削除します。
CALL budget_db.budget_schema.my_budget!REMOVE_RESOURCE(
SELECT SYSTEM$REFERENCE('TABLE', 't1', 'SESSION', 'APPLYBUDGET')