CREATE SNOWFLAKE.CORE.BUDGET¶
現在のスキーマまたは指定されたスキーマで、新しい予算インスタンスを作成するか、既存の予算インスタンスを置き換えます。
- こちらもご参照ください。
構文¶
CREATE [ OR REPLACE ] SNOWFLAKE.CORE.BUDGET [ IF NOT EXISTS ] <name> ()
[ [ WITH ] COMMENT = '<string_literal>' ]
パラメーター¶
name
:予算の識別子を指定します。識別子はアルファベットで始まる必要があり、識別子の文字列が二重引用符で囲まれている場合(例:
"My object"
)を除き、スペースや特殊文字を含めることはできません二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。
オプションのパラメーター¶
COMMENT = 'string_literal'
:予算のコメントを指定します。
アクセス制御の要件¶
この SQL コマンドの実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。
権限/ロール |
オブジェクト |
メモ |
---|---|---|
CREATE SNOWFLAKE.CORE.BUDGET 権限 |
スキーマ |
予算の作成に使用されるロールには、予算を作成するスキーマに対するこの権限が付与されている必要があります。 |
SNOWFLAKE.BUDGET_CREATOR データベースロール |
ロール |
予算の作成に使用されるロールには、このデータベースロールが付与されている必要があります。 |
スキーマ内の任意のオブジェクトを操作するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限も必要であることに注意してください。
指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。
セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。
使用上の注意¶
クラスインスタンスの 複製 は現在サポートされていません。
アカウントには最大100件のカスタム予算を含めることができます。
例¶
現在のスキーマで予算 my_budget
を作成します。
CREATE SNOWFLAKE.CORE.BUDGET my_budget();