DESCRIBE FUNCTION (DMF)

指定されたデータメトリック関数(DMF)について、署名(引数)、戻り値、言語、本文(定義)を含めて記述します。

こちらもご参照ください。

DMF コマンドリファレンス

構文

{ DESC | DESCRIBE } FUNCTION [ IF EXISTS ] <name>(
  TABLE(  <arg_data_type> [ , ... ] ) [ , TABLE( <arg_data_type> [ , ... ] ) ]
  )
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パラメーター

name

関数の識別子を説明するために指定します。

識別子にスペースまたは特殊文字が含まれる場合は、文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれた識別子も大文字と小文字が区別されます。

詳細については、 識別子の要件 をご参照ください。

TABLE( arg_data_type [ , ... ] ) [ , TABLE( arg_data_type [ , ... ] ) ]

DMF の列引数のデータ型を指定します。データ型が必要なのは、 DMFs が名前のオーバーロード(つまり、同じスキーマの2つの DMFs が同じ名前を持つことができる)をサポートしており、引数のデータ型は、説明する DMF を識別するために使用されるからです。

アクセス制御の要件

この操作の実行に使用される ロール には、少なくとも次の 権限 が必要です。

権限

オブジェクト

メモ

USAGE

データメトリック関数

スキーマ内のオブジェクトに対して操作を実行するには、親データベースとスキーマに対する USAGE 権限が必要です。

指定された権限のセットを使用してカスタムロールを作成する手順については、 カスタムロールの作成 をご参照ください。

セキュリティ保護可能なオブジェクト に対して SQL アクションを実行するためのロールと権限付与に関する一般的な情報については、 アクセス制御の概要 をご参照ください。

プロパティを表示するには、DMFを記述します。

DESC FUNCTION governance.dmfs.count_positive_numbers(
  TABLE(
    NUMBER, NUMBER, NUMBER
  )
);
Copy
+-----------+---------------------------------------------------------------------+
| property  | value                                                               |
+-----------+---------------------------------------------------------------------+
| signature | (ARG_T TABLE(ARG_C1 NUMBER, ARG_C2 NUMBER, ARG_C3 NUMBER))          |
| returns   | NUMBER(38,0)                                                        |
| language  | SQL                                                                 |
| body      | SELECT COUNT(*) FROM arg_t WHERE arg_c1>0 AND arg_c2>0 AND arg_c3>0 |
+-----------+---------------------------------------------------------------------+