Apache Iceberg™ テーブル: 空文字列 BASE_LOCATION の新しい書き込み場所

注意

この動作変更は2024_03バンドルにあります。

バンドルの現在のステータスについては、 バンドル履歴 をご参照ください。

カタログとしてSnowflakeを使用する Apache Iceberg™ テーブル、外部ボリューム(BASE_LOCATION = '')からの相対パスに空文字列を指定した場合の書き込み場所は以下のようになります。

変更前:

Snowflakeは、テーブル名とエンティティ ID を使用して、外部ボリュームの場所(STORAGE_BASE_URL)の下にディレクトリを作成し、新しいディレクトリ内の data および metadata という名前のサブディレクトリに書き込みます。

例:

  • s3://my/storage/base/url/table_name_entity_id/data

  • s3://my/storage/base/url/table_name_entity_id/metadata

変更後:

Snowflakeは、外部ボリュームの場所の直下に表示される data および metadata という名前のサブディレクトリに書き込みます。

例:

  • s3://my/storage/base/url/data

  • s3://my/storage/base/url/metadata

table_name_entity_id ディレクトリの下の以前の場所にある、動作変更前に書き込まれたデータには引き続きアクセスできます。

この動作変更は、変換されたIcebergテーブルにも適用されます。

参照: 1534